年: 2007年

Windows版Safari 3(ベータ版)を試してみた

先日WWDC 2007で発表されたApple製ブラウザのWindows版「Safari 3」のパブリックベータ版をインストールしてみました。

まだ日本語の表示は標準対応できていないので、こちらの記事を参考にして設定を変更すると、一般的なページでの日本語表示は可能になりましたが、スタイルシートでフォントを指定していたりすると上手く表示されない…残念。

HTMLやCSSの解釈やAjaxの動作などを簡単にテストをした限り、独特な動きが目に付くことはなし。フォントやフォーム部品の描画も綺麗で、なかなか好感が持てます。ホームページを作る立場からすると動作確認環境がまたひとつ増えてちょっと頭の痛いところですが、閲覧する立場から見れば選択肢が増えて良いのかもしれません。

最後に、SafariのパフォーマンスはFirefoxの最大1.6倍というようにアナウンスされていますが、使ってみた限りFirefoxはもちろんInternet Explorer 7よりも遅く感じました。まだベータ版ってことで最適化コンパイルされてないのかな?

Movable Type 4 ベータ版を使ってみた

6月5日より「Movable Type 4」のベータ版(beta 1 英語版)が公開されています。

HTMLが書けない自社のご老体達に自社サイトの更新・管理を任せようと過去にMovable Typeを評価をしたものの固定ページの管理が困難で導入を見送った経緯がありましたが、今回発表された「Movable Type 4」はコンテンツ管理システム(CMS)としての機能強化が謳われていることから前回の課題もクリアされたかも?ということでbeta 1(20070605版)の段階ながら試してみることにしました。

まず、インストールはすごく親切になってます。旧バージョンは設定ファイルを一部書き換えてからアップロードという手順を踏んでいましたが、今バージョンでは入手したファイルをそのままアップロードしてmt.cgiからウィザードに従って初期設定を行います。以前のように「mt-config.cgi-original」を「mt-config.cgi」にリネーム…なんてやってるとまず失敗するので要注意。

初期設定を終えてログインすると新デザインの管理画面が立ち上がります。シンプルで無駄なページ遷移も減っておりレスポンスは悪くありません。見た目の好き嫌いはあるでしょうが、正常進化しているのは間違いないようです。

肝心のコンテンツ管理システム(CMS)の強化に関してですが、従来の「エントリー」に代わり「ページ」という概念が導入されています。企業のウェブサイトでMTを利用する場合、これまでは会社案内や求人などのページをブログの記事と同じように管理する必要がありましたが、MT4では独立した単一ページとして扱えるようになったため随分分かりやすくなっています。この「ページ」にカテゴリーを設定出来ない点がけがちょっと不満ではありますが総じて満足のいく仕様になっています。

『SHURE SE210』の購入レビュー

この半年ほどソニーのカナル型イヤフォン『MDR-EX52SL』を使ってきましたが、遮音性は皆無に等しく周囲の喧騒から逃れようとボリュームを上げすぎては耳がキンキン…。耳に悪いばかりでなくストレスも溜まる一方だったので、SHURE(シュア)が今年リリースした高遮音性イヤフォンの新モデル『SHURE SE210』への乗り換えを検討。

さっそくヨドバシカメラで視聴してみたところ、近く特売の案内をしているメガホンの声がほとんど聞こえなくなるほどの遮音性能に感激して購入を即決。2万円近い高級イヤフォンに手を出すなんて、我ながら思い切った買い物をしてしまいました…ハイ。

インプレッション

アメリカ製品に多く見られるブリスターパッケージに悪戦苦闘しながらもなんとか開梱。中に入っていたのはイヤフォン本体と取扱説明書と楕円状の収納ケース。ケースの中には交換用イヤパッドが数種類とクリーニングツール、延長コードが納められていました。

一部の紹介ページにはストラップが付属しているような記載が見られますが、今回入手したものには含まれていません。初回ロット限定特典などの類だったのかな?まぁ、どうせ使わないので別にいいんですが…。

さっそく音楽を楽しみたいところですが、はやる気持ちを抑えてまずはエージング。一晩さまざまな音源を再生して慣らしたところで実践投入!!

天草・通詞島でイルカウォッチングを楽しむ

天草諸島の北端に位置する熊本県五和町通詞島(つうじしま)周辺の海は野生のバンドウイルカに出会えるスポットとして有名です。

有明海は日本一といわれる潮の干満差により生じる潮流と起伏に富んだ海底地形、さらに有明海に流れ込むいくつものの河川からもたらされる豊かな栄養素によりたくさんの魚が生息する海域として知られており、この魚たちをエサとする約300頭のバンドウイルカが通詞島周辺を中心に生息しているそうです。日本近海でイルカが根付くのはとても希なことらしく、こうした環境のおかげで一帯は一年を通してイルカに会うことのできる絶好のイルカウォッチ・スポットになっています。

先日、そんな通詞島のイルカ達に会いに行ってみました。

イルカの群れと過ごす癒しの時間

九州本土から天草・通詞島に向かうには熊本県側から天草五橋を使うルートのほか、長崎県島原半島南端の口之津港からカーフェリーを利用する方法があります。時間と予算に余裕のある場合は長崎ルートを辿って雲仙や小浜の温泉で一泊、翌朝フェリーで天草に向かうのがオススメ。フェリーの到着する天草鬼池港から車で15分ほど海岸沿いを走ったところにあるのが通詞島です。

通詞島とそこに向かう海岸沿いの道路には、イルカウォッチを営むショップの看板がいくつも掲げられています。ショップによって費用や出航時間、所有する船のタイプ(漁船だったりクルーザーだったり)も様々。インターネットで事前予約割引などを行っているところもあるので、事前に調査しておくと良いでしょう。

今回わたしたちは通詞大橋を渡って通詞島に上陸してすぐのところにある『イルカクラブ』さんのお世話になりました。クルーザーに乗り込んでライフジャケットを着用したらさっそく出航。心地いい潮風の中、船はぐんぐんスピードをあげ10分弱でイルカの集まる海域に到着。

減速した船の前方にさっそくイルカの群れを発見!!

天草・通詞島でイルカウォッチングを楽しむ

ざっと見ただけでも大小10匹程度の群れ。「クゥクゥ」と愛嬌のある鳴き声をあげながら波間を跳ね、警戒する様子もなく船の周りを泳ぎまわるその姿を見ているだけでなんだか癒された気分になれます。海域に居た30分ほどの間常にイルカに囲まれているような状況で、感激しきりでした。

天草・通詞島でイルカウォッチングを楽しむ

ここで見られるイルカは「バンドウイルカ」。正式には「ハンドウイルカ」と言うらしく、比較的暖かい海域を好むとても好奇心旺盛な生き物。成体の体重は200~300kgほどで、時速60キロほどで泳ぐことが出来るとのこと。色は黒に近い灰色でおなかのあたりは白っぽく、小魚を食すのに適した口の形をしているのが特徴で大変愛らしい表情をしています。

そんなイルカ達の姿を見るため各地から多くの観光客が訪れており、多い時には20艘以上の船がイルカの群れ周辺にひしめくそう。それだけの船が群れを取り囲むとなると彼らが怯えてしまわないかと心配しましたが「群れに接近するときは減速する」「イルカの進行方向を妨げない」といった自主ルールを定めて共存を図っているそうです。闇雲に追いかけてるだけじゃイルカも迷惑がってどこかへ行ってしまいますからね。

野生の生き物とはいえ基本周辺に根付いているイルカ達だけに遭遇確率は90%をゆうに超えるそう。水族館では見ることの出来ないノビノビと泳ぐイルカの姿は一見の価値あり。機会があれば是非訪ねてみてください。

補足

イルカの居る海域で船は基本波に揺られるがままの状態なので、乗り物酔いしやすい方は乗船前に酔い止めを飲んでおくことを強くおススメしておきます。

それを忘れたわたしは途中思いっきり船酔いしてしまい、カメラを構える余裕がなくなり久しぶりの旅記事にも関わらず写真が少なめになってしまいましたとさ。とほほ…。(苦笑)

Outlook Expless内の過去メールを受送信日時を保ったままGmailにデータ移行

優れた検索機能や3.0GBに迫る大容量が魅力のGmailにOutlook Explessで受信したすべての過去メールを移行してみました。

実を言うと昨年の暮れ頃にも「GMail Loader」を使って同様の作業にチャレンジしたことがあったのですが、同ツールはローカルメールを単に転送メールとしてGmailに送るだけのものであったため元の受送信日時が保持されなかったり、メールの数が多すぎたせいかプロバイダの規制に引っかかってしまうなどしたため途中で断念…。

しかし、それらの問題を回避しつつGmailにデータ移行する方法を先日こちらで発見したのでそれを参考にしながら再トライ。

etch化済 玄箱インストールイメージ

ちょっと時間がとれたので玄箱をクリーンな環境に戻して最新カーネルを適用しetch化まで済ませのインストールイメージを作成しました。

こちらに置いておきますので、必要な方がいらっしゃればご自由にご利用ください。(アップ先のサービス停止に伴う公開終了)

【更新履歴】
・(2008年05月10日) カーネル 2.6.25 + etch化済イメージを追加。
・(2007年12月16日) カーネル 2.6.23.1 + etch化済イメージを追加。
・(2007年10月21日) アップ先変更。
・(2007年07月28日) カーネル 2.6.22.1 + etch化済イメージを追加。

インストール手順

新規インストールイメージの導入手順は下記を参考にしてください。

  1. 玄箱をEMモードに落とします。rootでログインし、以下のコマンドを発行します。
    # echo -n "NGNG" > /dev/fl3
    # reboot

    すでにDebian化している場合は背面のリセットボタンを押すか、以下のようにしてリセットボタンのスクリプトを直接実行し、再起動すればEMモードに入れます。

    # /etc/kuroevtd/resetpress
  2. EMモードの玄箱にTelnetでログイン(ユーザー:root パスワード:kuro)し、次のコマンドを実行してパーティションを再作成します。
    # /sbin/mfdisk -e /dev/hda
    # sh /sbin/mkfilesystem.sh
  3. /mnt に /dev/hda1を、/mnt2 に /dev/hda3をそれぞれマウントします。
    # mount /dev/hda1 /mnt
    # mount /dev/hda3 /mnt2
  4. etch化済イメージをFTPで /mnt2 に転送。転送後、展開します。
    # cd /mnt
    # tar xvzf /mnt2/debian-etch-2.6.20-kuroBOX-DHCP-20070508.tgz
  5. ネットワーク設定が必要な場合はこのタイミングで。
  6. EMモード解除コマンドを入れて再起動すれば終了です。
    # /usr/bin/write_ok
    # reboot

カーネル 2.6.22.1 + etch化済イメージ(2007-07-28)

新規インストールイメージとは別にすでに構築済みの環境用にカーネルのみ、モジュールのみのイメージ配布も始めました。こちらを利用する際のインストール手順は以下の通り。

  1. kernelimage-2.6.XX-kuroBOX.tgz と modules-2.6.XX-kurobox.tgz をダウンロードして玄箱上に転送します。
  2. /boot の下にカーネルイメージを展開し再起動します。
    # cd /boot
    # tar xzvf /home/tmp-kun/kernelimage-2.6.20-kuroBOX.tgz
    # reboot
  3. モジュール群を /lib/modules に展開します。
    # apt-get install module-init-tools
    # cd /lib/modules
    # tar xzvf /home/tmp-kun/modules-2.6.20-kuroBOX.tgz
    # depmod -a

以上。