MNP(モバイルナンバーポータビリティ)によるドコモからIIJmio「みおふぉん」への乗り換えが無事に完了しました。
みおふぉんの「ファミリー通話割引」の適用条件を満たすよう嫁の回線名義を変更したうえでの2回線同時MNPだったためドコモ側での処理に手間はかかりましたが、IIJmioが先月よりサービスを開始した「おうちでナンバーポータビリティ」のおかげもあってみおふぉんの開通手続きは至ってスムーズ。
これにより端末2台持ちによる充電時の手間や、割引きを盾にした自動更新の1年縛りからも開放。色々懲りないドコモとはきれいさっぱり縁が切れて良いこと尽くし。
MVNO市場の急拡大や魅力的なSIMフリー機の認知度向上により今後ドコモを解約してIIJmio等に乗り換える人がますます増えることが予想されますので、参考までにドコモ解約からみおふぉん開通までの手続きの経過をここに残しておくことにします。
9月29日(火) 「いちねん割引」廃止 & 名義変更準備
わたしと嫁が利用するドコモの2回線はどちらも15年以上に渡って契約を続けていますが、長期契約者を踏み台にしたMNP転入や一部の端末購入者を優遇する施策の乱発にはほとほと愛想がつきていましたし、過去の同社の動向から察するに利用者にメリットをもたらすような改善は今後一切期待出来そうもないのでMNPによる転出を決断しました。
移転先は現在ファミリーシェアプランでデータ通信3回線を利用中のIIJmioで、このうち2回線を音声通話機能付きSIM「みおふぉん」に変更してポートインしようという算段。MVNOを代表する事業者だけあって人気も高く利用者の増加に設備増強が追いつかず昼時や夕刻にデータ通信の速度低下が酷くなる傾向もありますが少しづつ改善されてはきてますし、日本初のISPとして技術的にも確かでオープンな情報提供を行っている同社だけに安心・納得して利用出来ようというもの。
これに向けた準備として最初に「my docomo」にログインして契約状況の確認。ちょうど9月末日がわたしの利用する回線の「いちねん割引」契約更新期限だったのでこれを月内で廃止するよう設定変更。実店舗を持たないMVNO事業者にMNPする場合、即日転入・開通というわけにはいかないので月を跨いだ手続きが予想される場合は自動更新される「いちねん割引」等の解約タイミングに注意して無駄な違約金を支払わなくて済むよう気をつけましょう。
続けて名義変更に向けた準備。「みおふぉん」は家族間通話の割引を行っているのですが、同サービスは同一名義・契約ID間での利用が条件なのでこれを満たすには回線名義を統一しておく必要があります。現状IIJmioでは名義変更が出来ないため、あらかじめドコモで名義変更してからMNPの処理をすすめるほかないのですがmy docomoからは手続き出来ない模様。ドコモのインフォメーションセンターに尋ねると「ドコモのサイトからダウンロードした委任状に譲渡者が記名・捺印のうえ譲受者がドコモショップに行って手続きしてくれ」とのことだったのでさっそくプリントアウトして必要事項を記入。
翌々日の休みにドコモショップへ足を運ぶこととし、来店予約だけ入れておきました。