XQDカードとSDカードのデュアルスロット構成の愛機『Nikon D500』ですが、わたしはXQDカードをメインで使用しているためSDカード側はファームウェア更新時を除きこれまで使用されることはありませんでした。
ところが先日、うっかりXQDカードを戻し忘れたままカメラを持ち出してしまい、スロットカバー代わりに入れっぱなしにしていたSDカードに救われた…という事案が発生。今後もこうしたケースが無いとはいえず、こうした際にSDカードも機能しなくなっていては目も当てられないので予防保全を兼ねて新しいSDカード『SanDisk Extreme SDXC 128GB (SDSDXV5-128G-GHENN)』に交換しておきました。
より高速なUHS-II規格のSDカードという選択肢もありましたが、XQDのバックアップ用途が主な目的なので安定性を重視してUHS-Iをチョイス。といっても、日常使いうる程度の連写には耐えうる書き込み速度は担保されているので何ら問題はありません。(ベンチマークは後半で)
今回入手したのは国内正規品。以前ほど並行輸入品との価格差は大きくありませんし、永年保証も効くので安心です。
ベンチマーク
これまでにもSDカードは数多く購入してきましたが、CrystalDiskMarkのバージョンアップ等で購入当時の記事に記載したベンチマーク結果の単純比較が出来なくなっていたので、今回購入したものも含め手元に残っているSD/microSDカードの再計測を実施しました。
備忘録として以下に掲載しておきますが、PC内蔵のSDカードスロットでの計測のためあくまで参考程度に。
SanDisk Extreme SDXC UHS-Iカード (SDSDXV5-128G)
容量128GB。今回あらたに購入したのはこちら。
SanDisk Extreme SDXC UHS-Iカード (SDSDX-064G)
2012年にビデオカメラ用として購入、その後D500で使用。容量64GB。
SanDisk Extreme SDXC UHS-Iカード (SDSDX-032G)
2012年にD300S用として購入も現在は未使用。容量32GB。
SanDisk Extreme SDXC UHS-Iカード (SDSDX-016G)
Raspberry Pi用として2012年に購入も現在は未使用。容量16GB。
SanDisk Ultra PLUS SDHC UHS-Iカード (SDSDQUPN-008G)
2017年に購入したNikon 1 J5のキャンペーンで入手。容量8GB。容量の少なさはまだしも、書き込み速度の遅さは少々厳しい。
SAMSUNG EVO Plus microSDXC UHS-Iカード (MB-MC128GA)
2019年にNintendo Switchとともに購入。速度はそこそこだが、どうにも不安定でカメラなど信頼性が求められる用途では到底使えません。処分前の記念ベンチということで…(苦笑)。
さいごに
これまで色んなメーカーのSDカードを使ってきましたが、経年によるエラーや機器との相性等で早々に使用を断念した製品も少なくありません。
そんななかサンディスクの製品だけは購入から10年を経てもなお安定。鉄板とはこういうものを指すのでしょう。