ストロボ撮影の幅を広げる『Nikon TTLコード SC-28』

Nikon TTLコード SC-282011年に購入したニコンのスピードライト『SB-700』を駆使して以前はワイヤレスライティングを駆使した撮影によくチャレンジしていたのですが、後にカメラを内蔵フラッシュを持たない『Nikon D500』に変えたことでコマンダー発光が使えなくなりSB-700をリモートで操作することが出来なくなってしまいました。

勿論、SB-700をD500のアクセサリーシューに装着して使用することは出来るのですが、正面からの発光しか出来ないのでは写真に深みが出ません。別途『Nikon ワイヤレス スピードライト コマンダー SU-800』などを用意すれば以前と同様のことは可能になりますが、ニコンのアドバンストワイヤレスライティングが光制御から電波制御に切り替わろうとしているこのタイミングで旧方式へ大枚叩くのもなぁ…ということで代わりにカメラとスピードライトを離してTTL自動調光を使うための『Nikon TTLコード SC-28』を購入。

Nikon TTLコード SC-28

ワイヤレスではなくなってしまいますがこれならスピードライトを見えない位置に設置しても確実に動作しますし、そもそもわたしのように使う頻度や場所が限られている人ならケーブルの煩わしさも大きな問題にはならないでしょう。


接続は至って簡単。あらためて説明するまでもありません。

D500とSB-700を接続

カメラ側取付部

スピードライト側取付部

念のため…スピードライト取付側は前方に向けてケーブルが伸びるような形で接続するのが正解です。前後逆に取り付けても動かないだけで壊れることはないと思いますが。

このスピードライト取付側には裏に1/4インチサイズのネジ穴が用意されているので三脚に取り付けて使用することが可能。ただ、スピードライトを使うためにカメラ用とは別に三脚を用意するのはちと面倒…ということでエツミの『ネジ付シューC E-6805』を追加調達。これを使えばSB-700に付属する『Nikon スピードライトスタンド AS-22』を使った自立が可能になります。

ネジ付シューを使えばスタンドを使用可能

ただ、アダプタを噛ませた分重心が上がって不安定になりますしネジ付シューの着脱もわりと面倒なので、卓上用のミニ三脚などを使う方が手っ取り早いような気がしなくもありません。(苦笑)

なお、今回入手したSC-28はニコンより既に「旧製品」とアナウンスされています。代替品としてAF補助光を備えた『Nikon TTLコード SC-29』が案内されていますが、D500をはじめとする最近の上位機種のカメラはAF感度が大幅に向上していてSC-29に搭載されたAF補助光はほとんど意味がないものと思われます。この手のアイテムはシンプルで壊れにくいのが一番なので、AF補助光が必用のない環境でお使いの方であればSC-28の方が適しているのではないかと思われます。購入を検討されている方は在庫の残っている今のうちに入手しておくことをおススメします。

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