カテゴリー: デジタル

Synology DS216playのHDD故障交換

我が家では2016年よりSynology製のNAS『Diskstation DS216play』を活用中です。

2台の『WD Red (WD30EFRX)』によるRAID1(SHR)環境に加え、外付けHDDへの定期的なバックアップの併用で盤石の環境を構築。6年近く何ら障害なく過ごしてきましたが、経年により内蔵ハードディスクの1台に問題が発生したようで以下のようなアラートメールが…。

DS216play の Drive 1 が破損しており、重大な状態です。データを直ちにバックアップして、次にドライブを交換してください。

ドライブ情報:
製造元:WDC
モデル:WD30EFRX-68EUZN0
容量:2.7 TB
シリアル番号:WD-WCC4N1YL13AP
ファームウェア:82.00A82

S.M.A.R.T. ステータス: 通常
ドライブのリセット条件: 重大
不良セクタ数: 1286
ディスク再接続数: 1
ディスク再識別数: 55

詳細情報は、DS216play にサインインしてください。

送信元 DS216play

DSM(Web管理画面)上で確認してもご覧の状況。

不良セクタ増大

不良セクタの急増に加えドライブの認識にも問題が発生しており危険な状態に陥っているようなので、ハードディスクを交換しておくことにしました。

Motorolaの最新ミドルレンジ端末『moto g31』

モトローラ Motorola moto g31 ミネラルグレイ【正規代理店品】 PASU0007JP/A昨年2月を最後にセキュリティアップデートの提供が終了したものの「すぐすぐ問題が生じることはないだろう」と思いズルズル延命してきた嫁の『moto g7 plus』でしたが、電池持ちも厳しくなっていたようなので同じMotorola製で最新のミドルレンジスマートフォン『moto g31』に買い替え。

moto g31は前モデル『moto g30』と同じく5G通信には非対応ながら、ディスプレイはHD+のIPS液晶からフルHD+の有機ELディスプレイにメガ進化。SoCは「MediaTek Helio G85」で「Qualcomm Snapdrago 662」を採用していた前モデルと比べると若干の都落ち感が漂うものの、Helio G85の方が後からリリースされた分、性能面でも消費電力の面でも有利。5Gが使える場所も限定される現状も踏まえると、名より実を取った賢い構成だと思います。

有機EL搭載でミドルレンジ端末も次世代へ進化

moto g31 パッケージ

小型ONUへの交換でNVR510をスマートに使う

リモートの定常化に伴ってネットワーク負荷が増大し続ける中にあっても、自宅の環境はヤマハのギガアクセスVoIPルータ『NVR510』やシスコの『Meraki Go アクセスポイント(GR10)』のおかげでトラブル知らずですが、唯一不安材料となっていたのが光回線との接点にあたるホームゲートウェイの存在。

契約中の「IIJmioひかり」を介してNTTから払い出されているホームゲートウェイ『PR-500KI』はUNIポート直結でONU部のみ利用しているものの、ハードの寿命なのか何なのか昨年春に謎の障害を起こして以来いまひとつ調子がよろしくなかったうえ、無駄に大きく嵩張る筐体や消費電力の大きさも気になっていたのでこのタイミングでNVR510に直接収容可能な小型ONUに交換してもらうことにしました。

実を言うと2019年頃にも交換を依頼したことがあったのですが、当時はIIJmioが「払い出し機器の指定は出来ない」の一点張り。しかし、後に方針が変わったようで公式Twitterアカウントでも「小型ONUは提供可能です」との発言がなされていたこともあり今回はスムーズに受け入れて貰えました。

小型ONUへの切り替えに際しては通常立ち合い工事が必要らしく、同ONUを収納可能なホームゲートウェイを新たに設置し導通まで行った後「あとはそちらの責任で小型ONUを抜いて使ってくれ。ホームゲートウェイ本体はきちんと保管しといてね。」という形をとるケースが一般的なようですが、今回うちに来られた業者の方は「小型ONUを扱うのがはじめて」だそうで小型ONUだけを持参。そのため、「逆に工事費請求したろうかな…」と思いつつ急場でNVR510の設定を変更、接続確認を行ってもらい作業終了。

NVR510と小型ONU

小型ONUに交換したところで回線速度が速くなるわけではありませんが、消費電力はPR-500KI使用時の10.5Wから6.5W程度にまで減少し年間700円強の電気代節約になりますし、どでかいホームゲートウェイが無くなって配線もスッキりするのでミニマリストな方にはおススメです。

オーディオラインアウトをヘッドホン出力に変えるボリュームコントローラ

3.5mm Mini アクティブ ボリューム コントローラ PC スピーカー アンプ スイッチャー オーディオアジャスター年末に導入したDellの27インチ 4K モニター『Dell U2720QM』には音声出力手段としてAUX OUT(オーディオラインアウト)端子が用意されており、別途用意したアクティブスピーカーを接続すればUSB Type-C、HDMI、DisplayPortの各接続で映像と共に伝送された音声を出力することが可能です。

ただし、用意されているのはあくまでAUX OUT(オーディオラインアウト)なのでヘッドホンやイヤホンを直接接続することは出来ません。正確に言えば繋げないことはないものの音量調節の手段がないため実用的ではなく、『Fire TV Stick 4K Max』のようなソース側で出力を制御する手段が用意されていない機器と組み合わせた場合に最悪損傷に至る可能性も。

そんな時におススメしたいのが『3.5mm Mini アクティブ ボリューム コントローラ』。

アクティブ ボリューム コントローラ

入力信号を減衰方向へ調整することに特化したもので、これを介してヘッドホン/イヤホンを接続すれば安全なレベルまで出力を絞れて手元での音量調節も可能になります。

ワイヤレスキーボードの最終回答『MX KEYS mini』

ロジクール MX KEYS mini KX700GR ミニマリスト ワイヤレス イルミネイテッド キーボード グラファイト 充電式 bluetooth Logi Bolt Unifying非対応 USB-C-A 日本語配列 windows mac chrome ios Android 無線 ワイヤレスキーボード KX700 国内正規品先日、新しいモニターの導入したのにあわせてデスクまわりの整理と最適化をすすめていますが、その流れでロジクールの新型フラッグシップキーボード『ロジクール MX Keys Mini ミニマリスト ワイヤレス イルミネーション キーボード (KX700GR)』と新たに採用されたロジクールの次世代のワイヤレス接続技術「Logi Bolt」に対応する専用レシーバー『ロジクール Logi Bolt USB レシーバー(LBUSB1)』を年末新たに調達しました。

11月にリリースされたばかりのMX KEYS miniはフルサイズ版の『ロジクール MX KEYS ワイヤレス イルミネーション キーボード (KX800)』から無用の長物でしかなかったテンキーを省いてコンパクトに再構成しただけでなく、低遅延で安定した接続を可能にする最新の接続技術「Logi Bolt」への対応を図ったロジクールの史上最強のワイヤレスキーボードとなっています。

「フラッグシップなキーボード製品にはどうして邪魔なテンキーが漏れなく装備されるのか?」という純なヘビーユーザーの不満に応えた本製品。その詳細や使い勝手を簡単にレビューしておくことにします。

待望のテンキーレス

『MX KEYS mini』はロジクールのフラッグシップモデル「Masterシリーズ」に位置づけられる製品で、先述の通り「MX KEYS」のテンキーレス版と言える存在。正式な商品名は『ロジクール MX Keys Mini ミニマリスト ワイヤレス イルミネーション キーボード』(型番: KX700)ですが、この記事では『MX KEYS mini』で表記を統一します。

まずはパッケージをチェック。

パッケージ

1万円を超えるフラッグシップ製品なだけあって(?)、エメラルドグリーンを基調とした同社の低価格帯の商品パッケージとは異なり黒がベースの大人っぽいデザイン。

Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 4 100W ケーブル

Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 4 100W ケーブル 0.7m ブラック 100W出力 8K対応 40 Gbps 高速データ転送 MacBook Air Pro iPad Pro 他対応先日購入した4Kモニター『Dell U2720QM』に付属していた長さ1.0mのType-Cケーブルは隣に置いたPCとの接続で使うには少々長すぎたので、以前購入した長さ0.5mの『エレコム USB3.1ケーブル(C-C、PD対応)(MPA-CC13A05NWH)』で代用したものの1本だけ白いケーブルが混じると非常に目立つうえ、所有する複数端末を繋ぎ変えながら使うには微妙に短い…。

そこで0.7mと程よい長さを備え、現状USB Type-Cポートで実装されうる最上級のスペックに対応したThunderbolt 4ケーブル『Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 4 100W ケーブル』を購入しました。

USBやThunderboltを取り巻く環境は規格の乱立で大変な混沌の中にありますが、現存規格のスーパーセットとして登場した「Thunderbolt 4」に対応するケーブルであればType-Cポートを備えた機器を繋ぐのに互換性や性能面でのボトルネックなどを気にせず安心して使用することが出来ます。

パッケージ