仕事でUSB Type-Cポートをひとつしか備えていないノートPCを一時的に使用することになり、PD対応ハブを介して充電、外部ディスプレイへの映像出力、有線LAN接続をまとめて行っていたのですが、その端末を使っていざリモート会議を始めましょうという段になって「手持ちの『Google Pixel USB-C イヤフォン』を挿す口がない…」と気づき顔面蒼白。
慌てて純正のACアダプタを繋ぎ、モニタケーブルをHDMI端子へ、LANケーブルを本体のポートに挿し直して、ようやく空いたType-Cポートにイヤフォンを接続。しかし、途中でいったんネットワークが切断されたためVPN接続のやり直しを強いられるなどしていたら、豪快に会議に遅刻。(苦笑)
この経験から、PD対応ハブ利用の利便性は生かしつつ、なんとかType-C接続のイヤフォンが共存できる道を模索。そこで発見したのが『UGREEN USB Type-C 変換アダプタ USB 3.1 Type C メス to USB 3.0 オス 変換』なるアイテム。
Type-AポートにType-C機器を接続できる、一見ニッチな製品ですが、非常に重宝しています。
このアダプタの特筆すべき点は、一般的な変換アダプタでは対応していないイヤフォンマイクの動作まで保証している点。実際に追加ドライバなども不要でUSB-Cイヤフォンが完璧に機能することを確認できました。
活用シーンはイヤフォン接続だけではありません。Type-AポートしかないモバイルバッテリーでType-C端末を充電したい場合など、Type-A/Type-Cが混在する過渡期ならではの悩みを解決してくれます。ただし、このアダプタ経由でのPCをPD充電するようなことは出来ませんので、その点はご注意ください。
物理的な制約として、アダプタ本体がUSBポートから突き出る形状のため、持ち運び時には少々気を使う必要がありますが、今のところ据え置きでの使用が主なので問題なし!
価格も手頃でType-A/Type-C端末が混在する現在の環境では、まさに救世主的なアイテムと言えるでしょう。