アイポイントが異なるせいか『Nikon D500』は旧来の機種に比べ視度調整の幅が狭いようで、コンタクトを付けた一番ベストな状態(視力1.2~1.5)でも視度調整ノブを目一杯マイナス側に寄せなければなりません。
これでは低めの度数で作っている眼鏡を着用して撮影する必要に迫られた際に、これ以上の調整シロがなく難儀しそうなので『Nikon 接眼補助レンズ DK-17C (-2)』を購入。いわゆる「視度補正レンズ」というやつですね。
これを利用することで従来の目一杯マイナス側に寄せた状態が視度調整ノブの中央値となるので、近視の補正幅が広がります。
取り付け方法は簡単。まずはカメラ本体のアイピースシャッターを閉め、既存のアイピースを回して取り外します。
後は逆の手順で接眼補助レンズを取り付けるだけ。
D500に標準装着されている『Nikon フッ素コート付きファインダーアイピース DK-17F』には汚れがつきにくいのがウリですが、あいにく接眼補助レンズにはそのような加工は施されていません。
少なからず需要はあると思うので、ニコンには接眼補助レンズにもそうしたバリエーションを用意して頂きたいものです。