自宅のノートPCにインストールしているウイルス対策ソフト『Norton AntiVirus 2004』の定義ファイル更新期限が近づいてきました。現在のソフトにこれといって不満はありませんが、いい機会なので各社の最新ウイルス対策ソフトの試用版をインストールするなどして比較検討してみました。
結果、シマンテックの最新バージョン『Norton AntiVirus 2006』では異様に負荷が高いことが気になり却下。今バージョンからファイアウォール機能やシステム復元機能などを組み込んでいるのがその原因のようなのですが、すでにそういったことへの対応ができている環境を有する人にとってそのような機能は無駄でしかありません。
トレンドマイクロやマカフィーでも同様のことが言えるのですが、最近の大手メーカーのパッケージはセキュリティ意識が低くそれに対する投資を嫌う初心者向けとしては最適でも、ある程度知識を持った中・上級ユーザにとっては無駄が多く手を出しにくくなってしまったようです。
そうなると使えそうなのは未知のウイルスの検出や動作の軽さで以前から定評のある『NOD32』くらいでしょうか。もしくは、今回は「Norton AntiVirus 2004」の更新期限延長を申し込むか。悩みどころです。