ATIはデュアルコアCPUとHyper-Threading対応CPUに最適化し、対応CPUを使用した場合3DMark05で5.7%、3DMark03で3.3%の性能向上が見られるほか、Half-Life 2、Unreal Tournament 2004、Far Cryなどのゲームも8%~25%の性能向上があるという新ドライバ「Catalyst 5.12」を公開しました。
折角Hyper-Threading対応の環境が手元にあるので、さっそく試してみました。
環境はPentium 4 HT 2.8GHz、メモリDDR DIMM 2GB、GPUにRadeon X300 SE Hyper Memoryを積んだ『HP Compaq Business Desktop dx6100 ST/CT』。ベンチマークには3DMark03と3DMark05を利用しました。
旧ドライバ(Catalyst 5.11)ではこのような感じでした。
3DMark03 : 2188
3DMark05 : 1190
一方、新ドライバ(Catalyst 5.12)によるベンチマーク結果は…
3DMark03 : 2191
3DMark05 : 1193
わずかながらに上昇はしてますが、完全に誤差の範疇。エントリークラスに当たるX300 SE HMなどではあまり効果が発揮できないのかもしれませんね。ちょっと残念。