週末、仕事で使うIBMのラック型サーバ『xSeries 306m』にRed Hat Enterprise Linux 4(以下、rhel4) ESをインストール。
306mはrhel4のUpdate 1以降への対応が謳われていますが、今回は訳あってUpdate 1でない無印のrhel4を導入。結果問題なく導入は出来たのですが、わたしの些細な思い違いにより少々ハマってしまいました。
rhel4を導入するにあたって、IBMのHPをチェックしてみるとrhel4はUpdate 1以降しか動作対象と認定されていないことが判明。しかし、ハードスペックに大きな変更のない前モデル(xSeries 306)で大丈夫だったものが不可能になるはずもないだろう、という思いでUpdate 1用の導入ガイドを参考にしながら作業を開始することにしました。
まずは、導入ガイドに指定されたドライバ類をダウンロード。ドライバディスクを作成するなどしてから、実作業に取り掛かります。ServeRAID ManagerによるRAID環境設定後、rhel4のCD-ROMをセットして再起動。導入ガイドには、”ドライバを求められたら先に作成したフロッピーを挿入して…”との記述あるが、306mにフロッピードライブなんてありません。USB接続のフロッピーディスクを繋いで再起動(インストール途中で繋いでもダメ)すると自動認識されるので、これを利用して導入ガイド通りに作業を続けます。
今回悩んだのは次のステップ、ディスクパーティションの設定。ここでインストーラが「ハードディスクが見つからない」といったメッセージを出して終了してしまいます。IBMのホームページを見直していると、306mのシンプルスワップとホットスワップのモデルではドライバが違うことに気づく。ホットスワップ(SATA/SAS)モデルで話をすすめている導入ガイドと違い、手元にあるのはシンプルスワップモデル…。ということでここから正しいドライバーをダウンロード(非Update 1用のドライバも用意されている)。ドライバディスクを再作成し、インストールをやり直すと今度は正しくインストールできました。
はぁ、インストールごときの作業で思いのほか疲れました。