ソニーのカナル型イヤフォン『SONY MDR-EX52SL』を購入しました。
以前使っていたSONY『MDR-EX51SP』の後釜としてビクターのグミナルこと『HP-FX55』を購入したのですが、先日書いたようにあまりの遮音性の低さの為即日引退。その後MDR-EX51SPを復活させて使用していたのですが、本日ようやくMDR-EX52SLにバトンタッチさせることができました。
『MDR-EX52SL』は型番からもわかるように『MDR-EX51SP』の後継モデル。ドライバーユニットの口径や感度、再生周波数帯域などのスペックは新旧モデルでまったく同一ですが、着脱可能な耳かけハンガーが付属するなど、使用シーンを広げるための工夫がなされています。ハウジングもひとまわり小さくなり、メタル調の塗装で質感もアップ。音にどんな違いが現れているのか気になるところです。
MDR-EX52SLをパッケージから取り出してオーディオに繋ぎ数時間放置。簡単なエージングを施してMDR-EX51SPと聞き比べをしてみましたが、ソニーの特徴でもあるドンシャリ系の音作りに大きな違いはありません。ただ、驚いたのはボーカルの抜けの良さ。MDR-EX51SPではやや音にこもったような感じがあってボーカルが霞んでいたのですが、MDR-EX52SLでは素人目(正確には”素人耳”だな)にも分かるほどクリアになっています。個人的にはこれだけでも変えた甲斐があったと思います。
個人的に一番気になっていた遮音性は旧モデルとさほど変化なし。これが向上してると個人的には嬉しいのですが。