最近はデジカメ、携帯、オーディオプレーヤーにカーナビゲーション…と至るとことで使用されるようになったSDカードですが、技術革新の波はあまりに早く次々と高速・大容量のものが登場してきています。それに見事に踊らされて次々と新しいものを購入してしまうのですが、使わなくなったSDカードの使い道がないのが気がかりでした。
そこで購入したのが『BN-CSDABP3/P』。これは3-4年ほど前にPanasonicからリリースされているSDメモリーカード用コンパクトフラッシュアダプターとコンパクトフラッシュ用PCカードアダプターをセットにした製品。個人的にはPCカードアダプターの方はどうでも良くって、必要としているのはSDメモリーカード用コンパクトフラッシュアダプターの方。これは外形寸法が完全にType1 CFサイズなので、これを介することで余ったSDカードを一丸レフデジカメなどで使えるようになります。
無論、登場からすでに4年近くが経過している製品でもあり、搭載されているプロトコル変換チップのスループットが最大3.3MB/秒(22倍速相当)までだったり、SDHC規格に非対応だったり、といった制限はあります。
それでも、よく考えるとサンディスクのSDCFBシリーズのような廉価版CFカードと同等かそれより早い書き込み速度にも対応しているので、デジカメでの使用においても連続撮影などを行わない限り普通のCFとなんら違いを意識することもないでしょう。実際、『Nikon D70』で使ってみても多少プレビューが遅いかな?という程度で、書き込み速度に関してはあまり気になりませんでした。
長期旅行などの際、メモリカードはいくらあっても足りないくらいなので手元にあまっているSDカードをこうして流用できると非常に助かります。