米Sony Electronicsのニュースリリースによると、ソニーがSDカード市場に参入するそうです。
1997年にメモリースティックを発表したソニーですが、当初はSDカードと肩を並べるほどだったメモリースティックも今や風前の灯。最近ではソニー製品の多くがメモリースティックとSDカードのデュアルスロットを備えることで自己矛盾を抱えつつもかろうじて体裁を保っていたのですが、今回の発表は事実上の敗北宣言というところでしょう。
メモリースティックがここまで衰退した要員としては、当初規格の最大容量がSDカードの 2GB に対してメモリースティックは仕様の不備により 128MB までしか実現できなかったことが大きいでしょう。これにより、対応機器が広く浸透しはじめた矢先に容量限界に達してしまいSDカード対応機器に対して見劣りする印象を与えてしまったこと、さらにMagicGate規格の投入やメモリースティック PROへの規格変更を急いだことで大きな混乱が生じたとともにそれまでの対応機器が早々に切り捨てられたというマイナスの印象も拭いきれないままでしたしね。
今後はメモリースティックとSDの同時展開を行うようですが、メモリースティック廃止の方向へと進むのは既定路線でしょう。ソニーの独自規格(正確には富士通とか絡んでましたが)がまたひとつ消えていこうとしています。