注文していたサンワサプライのノートPC用冷却台『TK-CLN7U』が大晦日の本日届きました。一昨日の深夜にAmazon.co.jpに発注をかけ、出荷確認メールが届いたのが昨日の昼頃。年末・年始ということで渋滞も考えられるし、運送業者も通常シフトではないでしょうから到着は早くて2日か3日くらいだろうな~と考えていたのですが、思いのほかに早かったです。今回の注文に限らないんですが、今年は夏にAmazon.co.jpの物流センターが大阪に出来たので、それ以降九州方面への配送が以前より1~2日早くなってくれて非常に助かってます。来年も大いに活用させてもらうことでしょう。
閑話休題。この冷却台ですが、実は本来の用途であるノートPC用としてではなく、先月入手した新型PlayStation 3(CECH-2000A) の冷却用として購入しました。というのも、新型PS3は旧型に比べてプロセス微細化による消費電力の大幅削減がなされたものの、筐体のスリム化や電源を筐体内に内蔵させたことなどによりそれなりに発熱することが各所のレビューで言われています。今は冬なので全く気になりませんが、夏場はフローリングで岩盤浴できるんじゃないか?ってくらい暑くなるうちのリビングに何の対策も無しに置いておくのは少々不安です。そこでサイズやデザインを考慮していろんな冷却グッズを物色した結果見つけ出したのがこのTK-CLN7Uという訳なのです。
ということで、さっそくPS3用に冷却台をセッティング。TK-CLN7U以外に用意したものはホームセンターで100円くらいで売られている35mmのゴム足2個と両面テープ、それと2~3mm厚程度のゴム製シートだけ。ゴム製シートはボール紙の切れ端あたりで代用できますが、ビニールテープを巻くなどして滑りにくくしておいた方が良いと思います。
まず、TK-CLN7Uは前後を逆に据え付けます。というのも、通常ノートPCはハードディスク等が積また手前側が熱くなるのでこちらの製品も手前側にファンの風が当たるように出来ていますが、PS3の熱源は主に電源部のある後方なのでそちらを冷却した方が効果的なのです。さらに、TK-CLN7Uは後ろから冷気を取り込む作りなので、PS3の廃棄口がある後方から空気を取り込むのは得策ではありませんからね。
ついでに言うとこの方が見栄えも良いうえ、冷却ファンのスイッチも手前側に来るので操作もしやすくなります。まるで言うことありません。
前後逆に仮置きしたら下の写真を参考に設置面が水平になるよう微調整しながらゴム足を奥側に、シートを手前側の脚部の下あたりに来るようにセット。最後にグラつきがないことを確認してUSBケーブルを接続したら完成です。
正面から見るとこんな感じ。
一見PS3の専用冷却台って感じじゃないですか?なかなかの完成度です。ちなみに真夏以外は冷却ファンは回さなくても、アルミで出来ている冷却台からの自然放熱だけで十分対応できそうなので、今の季節はUSBの接続は不要だと思います。
ちなみに、TK-CLN7Uはサンワサプライからリリースされている商品ですが、これはZALMANからのOEM品。ZALMANから直接リリースされている『ZM-NC1000』でも同じことが可能。
また、サイズを見る限り旧型のPS3でもこちらの冷却台を使って同じことができそうです。
新型PS3にも対応可(2011-06-27)
6月より発売となる新型の『PlayStation 3(CECH-3000B)』でも問題なく使用可能です。
新型は従来機に比べると冷却系が弱くなっているようなので夏場はここで紹介した冷却台などが欠かせないかもしれません。