メーカーの事前告知通り、我が家の『VIERA TH-L37D2』を含む2008~2011年モデルのVIERAに搭載されたYouTube視聴アプリが4月20日限りで利用出来なくなりました。
YouTube側の仕様変更がそもそもの原因らしく同時期に販売されたソニー製品などでも同様の案内がなされていますが、2011年7月に実施された地上デジタル放送への完全移行に向け一斉に買い替えが進んだ時期の製品の大半が対象となっているのが気になるところ。
これらに搭載されていたYouTubeアプリは画質も悪く動作も不安定だったのでわたし自身はほとんど利用していませんでしたが、世の中パソコンやタブレットを使いこなせる人ばかりとは限らずテレビでの視聴に特化していたお子さんやご年配の方も一定数いらっしゃると思うのでその影響が心配されます。
そもそも買い替えサイクルが10年とも言われるテレビに変化の激しいネットサービスを組み込むのであればこうした事態が生じるのはあらかじめ分かっていたことであり、本来ならメーカー側が責任を持ってこれらに対応出来る仕組みを用意しておくべきだと思うのですが、日本のメーカーは昔から「今売れればそれで良し」という主義で将来に備えた仕様の策定を行う体質にないのが問題の根幹。
これらのテレビに搭載されているTwitterやFacebook、Skypeなどのアプリも順次使用出来なくなる可能性が高いのでこうした機能を活用中の方は代替手段を早めに検討しておいた方が良いかもしれません。