これからの季節手間がかかるようになる芝の手入れ…なんて偉そう言いますが、昨年は引越したばかりでバタバタしていましたし晴れ間がほとんどなく外での作業なんて出来やしなかったので気がつけば芝が伸び放題。慌てて購入した『回転式芝生鋏』で伸びすぎた芝を軽く刈り込みはしたもののそれ以外はほとんど何もしていません。そのせいか今年は芝があまり青くならず元気もないように見受けられるので無理のない範囲で手入れをしてみることに。
まずは見た目を整えるためざっと高さを切り揃え、熊手を使って冬の間に出たサッチとともに刈りカスを掻き集めます。
芝の手入れについて書かれたサイトを見ていると「レーキを使うと効率が良い」などと書いてあったので、先日近所のホームセンターに行って品定めしていたのですが園芸コーナーの店員さんに「熊手で良かろうもん」と言われ退散。家にあったプラスチック製の熊手で頑張ります。
次に芝の活性化を促すエアレーション作業。通気性・排水性を高めることで芝が育ちやすい環境が保たれるうえ、旧い根が切断されるとその刺激で元気になる性質があるので欠かせない作業とのこと。そういえば引渡しの時に工務店の人もそんなこと言ってたな…(遠い目)。
とはいえ、そんな道具は持ち合わせていないので移植ゴテをひたすら突き刺すことで代用しようと試みたのですが、根や土が思いのほか固く数カ所やっただけで腕が悲鳴を上げ始めたので急遽『ローンスパイク』を購入。3本の刃先のついた先端を踏んで体重をかけるだけなので驚くほど簡単に作業出来ます。
最後にホームセンターで買っておいた肥料入りの目土を撒きたっぷり散水して作業終了。
「植物は手入れが大変」という話しばかりが先行して最近は敷地の大半をコンクリートで固めてしまうお宅も多いようですが、アウトドア派のわたしは緑が多い方が落ち着きます。先日、目隠しフェンスと花壇の設置工事も終わったので玄関脇に僅かに敷設されてるだけの芝を今後庭全体に徐々に広げていこうと計画中です。
土いじりは嫌いじゃないものの、ゆっくり時間がとれない点だけが気がかりですけど…大丈夫かな?