2006年にキヤノンがフィルムカメラの新規開発中止の方針を明らかにしてから10余年。同社のラインナップに唯一残っていたフィルム一眼レフカメラ『Canon EOS-1V』の販売終了が昨日正式に告知されました。
生産そのものは2010年に終了していたらしくその後は作り貯めた在庫でやり繰りしていたようですが、それも掃けてしまったことで80年を超える同社のフィルムカメラの歴史の幕が静かに閉じられることとなりました。
ニコンは『Nikon F6』及び『Nikon FM10』の販売を継続していますが、これらも既に生産を終えているようなので遅かれ早かれ同じ道を辿るはず…。
時代の流れとはいえ、かつてフィルム一眼レフカメラを愛用していた一人として寂しさを覚えずにはいられません。