USB PowerDeliveryに対応したGaN(窒化ガリウム)採用の薄型USB急速充電器「Anker PowerPort Atom III slim」がAnkerから9月にリリースされ一躍人気となっていますが、この度同製品にホワイトのカラーバリエーションが投入されました。
厚さが1.6cmしかないPowerPort Atom III slimはコンセントに挿しっぱなしにしておくのに好都合なのですが、従来の黒い外観だと存在感が有り過ぎるので「白があれば…」と何度か呟いていたのが担当者の耳に届いたのかしらん?…ということでさっそく購入!!
色違いの黒が先に販売済ということもあり、既に機能・性能に関するレビューは潤沢に出揃っているようなのでここでは省略。写真による外観の確認に留めておくことにします。
先述した通り白ならコンセントプレートと同化して目立ちにくいはず…だったのですが、コンセントに挿していると充電中か否かに関係なく青色LEDが常時点灯する仕様らしくその点はちと残念。まぁ、中国メーカーは光り物が好きなので予想はしてましたけど。(苦笑)
ちなみに、5年ほど前に購入したサンワサプライの薄型USB充電器『ACA-IP34W』と比べると高さが1cmほど違いますが、幅と厚さはほぼ同じ。
これで出力が最大3倍近くも違うのですから凄いのひとこと。
次世代の半導体素材として期待されるGaNですが、コストの問題などから日米のベンダーが採用に消極的なのが残念なところ。HPやDELL等のPC用ACアダプターがGaN採用で小型化されたら飛びつく人は多いと思うんだけどなぁ。
色違いを追加購入(2020-10-06)
ホワイトのAnker PowerPort Atom III Slimを使用して間もなく一年が経とうとしてますが、その間に我が家のデジタルデバイスも大半がUSB Type-Cへの移行が完了し充電器1台ではまかないきれなくなってきたので同製品を追加購入。今回は色違いで黒をチョイスしました。
コンパクトで旅行や出張の際の持ち運びにも便利ですし、国内メーカーの製品にありがちなコンデンサ鳴きなどの症状も無くUSB Type-C充電器の中では現状知りうる限りベストバイ。上位モデルとして最大45W出力の『Anker PowerPort Atom III 45W Slim』もリリースされてますが、本体サイズがひとまわり大きくなっているうえ45Wという数値はスマホの充電には余計だけどPCへの給電には力不足という中途半端な状況なので既存の30W出力のもので十分です。
合わせて使うケーブルとして『Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル』も同時入手。60Wまで対応しているので取り回しの良い充電専用ケーブルとして重宝しそうです。