先月より担当プロジェクトが変わり、フルリモート勤務が可能となりました。
客先より支給された端末を現場に置いておきTeamViewerなりSplashTopなりで接続するのですが、支給された端末の画面解像度が1366×768と低く作業効率が悪すぎたので、最近存在を知ったHDMI 仮想ディスプレイアダプタなるアイテムを試してみることにしました。
今回入手したのは『SWEETECH HDMI仮想ディスプレイ』なる商品で、HDMIケーブルのコネクタ部だけを切り落としたような外観。価格は600円ほど。
これはHDMIポートに挿すことで4K対応の外部ディスプレイを繋いでいるかのようにPCに誤認識させるためのアイテム。あくまでそう認識させるためだけの物なのでローカルでの使いみちはほとんどありませんが、たとえ誤認識の状態であってもPC側から4K表示用の出力自体は行われるためTeamViewerやSplashTopでそちらを転送するよう設定すれば高解像度でのリモート操作が可能になるのです。
ちなみに、Windows 11機に接続すると「28E850」といった名称で仮想ディスプレイが認識されていることが分かります。
この手のアイテムは電源不要で使えますし、USBではなくHDMI接続なのでセキュリティにうるさいビジネスの現場でも使用の理解を得やすい点も大きなメリット。
たった数百円で作業効率が爆上がりするのですから、リモートワーク勢は是非一度お試しあれ。