書斎の壁に取り付けられていたスポットライト照明を最近交換しました。
これまで使用していたのは新築時から設置されていた『Panasonic HEW1091CE』。もともとは電球型蛍光灯対応の器具ですが、コロナ禍の在宅時間増加に伴い、より明るく効率的な照明が必要と感じT型LED電球に交換して使用していました。
実用上は特に不便を感じていなかったのですが、照明器具の推奨耐用年数が約10年とされていることや、T型LED電球の将来性やコストパフォーマンスに対する懸念があったことが、今回の交換を決断した主な理由です。
新たに選んだのはGX53-1口金のLEDフラットランプに対応した『Panasonic LGS9004』なる製品。光源が異なるため型番は大きく異なるものの、近しいデザインや価格帯などからしてHEW1091CEの後継にあたるモデルと考えて良いでしょう。
奥行きの短いLEDフラットランプの使用に特化したLGS9004は、光源を納める部分がコンパクトですっきりとした印象を与えます。
HEW1091CEからの交換に際しては金属のベースプレートが流用可能だったため、電源線を差し替えるだけで作業完了。(免許さえあれば)DIY初心者でも簡単に対応できる難易度です。
使用感
新しいスポットライトには、従来器具で使用していた1070ルーメンのT型LED電球とスペック上の明るさが近しいクラス700のフラットランプ『Panasonic LEDフラットランプ 電球色 拡散タイプ φ70 (LLD4000L CE1)』をセット。これは昨年末にダイニングのペンダントライトをフラットランプ対応器具に変えた際に併せて購入していたものの、明るすぎたためにお蔵入りしていた光源。
スペック上の明るさはほぼ同等ですが、実際の使用感では光源の面積が大きいフラットランプの方が光の拡散性に優れ、体感的には明るく感じます。消費電力でもフラットランプの方が0.7ワットほど省エネなので言うことなし。
器具自体そんなに高価ではありませんし、GX53-1口金タイプのLEDフラットランプの将来性まで考えると長期的に見て経済的な住環境のアップデートと言えるでしょう。
ただ、クラス700のフラットランプは一般的な居住空間で使用するにはやはり明るすぎる(苦笑)…ということでクラス500の『Panasonic LEDフラットランプ 電球色・美ルック・拡散・φ70 – LLD2000MLCE1』を急遽注文。こちらは色再現性の高い「美ルック」対応モデルなのでこちらをダイニングで使用し、ダイニングで使用中の通常のフラットランプを書斎で使用しようと思います。
今後、電球型蛍光灯やLED電球を用いる器具からLEDフラットランプ対応器具への交換を検討されている方は、その特性を踏まえてlm(ルーメン)値が1ランク低い光源を選択しても問題ないと思います。