テレワークへの備えとして先日書斎にオーム電機のLEDデスクライト『DS-LN42BG-K』を導入し手元の資料を参照したりビデオ通話するのに十分な明るさは確保したのですが、書斎の照明との明暗差が大きく目の疲労の原因になりそうなのでこの機会に書斎全体の明るさも見直すことにしました。
書斎に設置されたパナソニック製のスポットライト『HEW1091CE』を丸ごと交換するのはさすがに大変なので、これに用いられている渦巻状(D型)の電球型蛍光灯『パルックボールプレミア EFD25EL/20H』をより明るい光源に交換するだけ…なのですが、パルックボールプレミアは急速に進んだLED普及の煽りを受けて2015年に生産が終了しています。
コンパクトなパルックボールプレミア専用に設計された照明器具に通常の電球型蛍光灯は使用出来ず、現状選択肢はT型LED電球に限定されるので今回はその中からパナソニックの『LDT8L-G/S/T6』を選択。
電球という名前からイメージするサイズ感とのギャップに「サイズ間違って注文したかな?」と一瞬不安になるほどコンパクトなT型LED電球。
パルックボールプレミアも他の電球型蛍光灯に比べ随分コンパクトでしたが、安定器など余計な回路が少なくて済むLED電球はより小さく纏めることが出来るようです。
両者のスペックは下記の通り。
パルックボールプレミア EFD25EL/20H | LED電球 LDT8L-G/S/T6 | |
---|---|---|
種別 | 電球型蛍光灯 | LED電球 |
口金 | E26 | E26 |
光色 | 電球色 (2,800K) | 電球色 (2,700K) |
全光束 | 1,450 lm | 1,070 lm |
定格寿命 | 約10,000時間 | 約40,000時間 |
定格消費電力 | 20W | 8.4W |
LEDの方が省エネ性能や寿命で勝るのは当然。一方、全光束はパルックボールプレミアの方が4割ほど上ですが発光の仕組みも配光範囲も異なる両者をこの値で比較してもほとんど意味はありません。
取り付ける器具との相性もあったりする関係上、実際の環境で試してみるのが一番手っ取り早くて正確…ということでさっそく比べてみたところ結果は一目瞭然。
経年使用で電球型蛍光灯は多少暗くなってきている可能性もありますが、それを差し引いてもLED電球の方が明るさは数段上。薄暗かった机の上のPCのキーボードまで十分な明るさが確保されており、これなら何の不満もありません。光の広がり方にほとんどムラも感じられず、LED電球も随分進化したなぁ…と感心しきり。
電球型蛍光灯の薄暗さにお悩みの方が居らっしゃれば、最新のT型LED電球への交換を是非ともご検討あれ。