『Nikon D70』で撮影した画像の現像に以前『Nikon Capture 4』を使っていたわけですが、昨年の秋以降は『Capture NX』を利用しています。『Capture NX』は『Nikon Capture 4』の後継ソフトですが、使い勝手もインターフェースも大きく変わっていていまだに戸惑うことがあります。そこで、先月末に発売された『ニコン Capture NX完全ガイド』を購入してみました。
定価2,200円(税抜)、と少々高めながら全カラー144ページで作例を収録したCD-ROMつき。作例を参考にしながらの補正のテクニックや各機能の解説は無駄なくツボを押さえたもので、このソフトに慣れた人でもクイックリファレンスとして十分活用できそう。また、巻頭部には『Capture NX』を通じてはじめてニコンの現像ソフトに触れる人向けにNEFのメリット等の説明も掲載されており、初心者から熟練者まで幅広く楽しめる内容になっています。
『Capture NX』の製品に付属するマニュアルがあまりにあっさりとしているので、それを補完する意味でも手元に置いておきたい一冊です。