以前から欲しかった『SUUNTO Core オールブラック』を購入しました!
スントというメーカーは登山やダイビングなどのアウトドア活動に縁の無い方にとってはあまり馴染みがないとおもいますが、実はフィンランドを拠点とするスポーツ機器製造のトップメーカーで正確無比な高度計やコンパスなどの優れた機能性が高い信頼を得ている世界のブランド。そんなスントが生んだ高性能なリストトップコンピュータ「Core」は北欧デザインのエレガントなボディに高度計、気圧計、デプスメーターにストームアラーム、日の出/日の入り時刻の表示機能などの機能を搭載したアウトドア愛好者にとっては唾涎ものの一本。以前から注目していたのですが、今年に入って少ない小遣いの中からコツコツと蓄えを続けてようやく入手するこができました。
ここ10年くらいは携帯電話が時計代わりになっていましたが山登りに出かけた際に度々ザックを漁って携帯電話を探すのが面倒だったうえ、長期山行中に携帯の電池が切れて時間がわからなくなるという事態にも度々遭遇し不便な思いをしていましたがこれからはそういったこともなくなるでしょう。
今回わたしはヨドバシカメラでメーカー2年保証のつく国内正規品を購入したので日本語説明書付き。多機能なリストトップコンピュータを常に最適な状態で使うには適宜気圧や高度の補正作業を行う必要があるので説明書の熟読が欠かせません。一部で売られている並行輸入品には日本語説明書が付いていませんので英語が堪能な方以外はおとなしく国内正規品を選ぶことをオススメします。
早速装着(ピンボケしててゴメンなさい…)。アウトドアシーンは勿論のこと普段使いにもマッチするこのデザインは魅力的。しかしフェースは相当デカいです。そもそもこの手の時計は冬山などで使用することも想定されているので着衣の上から装着したり、手袋をつけたまま操作できるようわざと大きめに設計されているんですけどね。ラバー製のベルトは弾力性がありしなやか。付け心地は抜群です。
重さは約60gでこの手の時計としては最軽量クラス。ガラスの風防を採用してこのサイズ、おまけに機能満載でこの重さは正直スゴいと思います。
別売り純正オプションのディスプレイプロテクターを装着した様子。ディスプレイプロテクターはスントのさまざまな製品に利用できる汎用パーツなのでコアにとりつけるとガラス面を完全に覆いきれません。折角の視認性も落ちるので、それらを改善したコア専用プロテクターの製造・販売を期待しながら当面はこれをつけた状態で行こうと思います。(買ったばかりで傷が付いたら泣くしかありませんから。)
スントの製品はメンテナンス性が高いのも魅力。ベルトやバッテリーといった消耗部品は安価で提供されており、自分で簡単に交換できます。高機能だけにバッテリー寿命は1年くらいなうえ、アウトドアというタフなフィールドに持ち出すアイテムなのでベルトの痛みも早いでしょうからこうした配慮は経済的にも助かります。
今度山に行くのが楽しみです。
Coreシリーズのコントラスト調整方法(2010-06-07)
マニュアルには載っていませんが、Coreにはコントラストの調整を行う隠しコマンドが用意されているとのこと。
- モード選択(右中央)以外の4つのボタンを同時に長押し。
- 画面にSUUNTOロゴが表示されたら左上ボタンを長押し。
- 表示される隠しメニューから「contrast」を選択し、右中央ボタンで決定。
- 右上下ボタンでコントラストを変更(デフォルトは4)して右中央ボタンで決定。
- 左下ボタンを押して通常モードに戻る。
実際に試してみましたがオールブラックのような反転液晶(黒背景に白文字)を採用したモデルの場合、標準設定より見辛くなることはあっても見やすくなることはないようなので結局元に戻しました。