従来型のフィーチャーフォンに比べ大画面・高性能な分バッテリーの消耗が激しいスマートフォン。わたしがデータ通信用端末として現在使用している『Galaxy Nexus』(SC-04D)も例外ではなく、朝満充電で出掛けても少しメールのチェックをしただけで夜には電池切れ…といった状態。それでも自宅や職場ではこまめに充電出来るのでさほど問題ではないのですが、趣味の山登りに出掛けた際はバッテリーに相当気を配る必要があります。
最近でこそ携帯の充電用にコンセントを使わせてくれる山小屋も増えてきましたが、わたしはテント泊が基本なのでそうしたものとは無縁。電波が不安定な山間部ではいつも以上に電池の消耗が激しいこともあり必要な時以外は電源を切るなどしていますが、休憩中に撮影した風景を家族にメールするなどしているとあっという間に電池切れ。このため以前キャンペーンで貰った容量2,500mAhの充電用外部バッテリー『ポケットチャージャー01』を持ち歩くなどしていましたが、変圧ロスが大きく1,750mAhの電池パックを積んだGalaxy Nexusを1回フル充電充電できるかどうか。これでは来月に予定している3泊(往路夜行バス+山中2泊)の山行をとてもカバー出来ないので容量に余裕のあるモバイルバッテリー『cheero Power Plus 2 mini』を新たに購入しました。
この製品は10,400mAhもの大容量を持ちながらも3,000円を切る高いコストパフォーマンスで人気を博している『cheero Power Plus 2』の小型版。基本性能はそのままに容量を減らすことで軽量・コンパクト化を図り今月発売されたばかりの新商品です。
本体重量290gで容量10,400mAhの『cheero Power Plus 2』に対し『cheero Power Plus 2 mini』は160gで6,000mAh。容量は大きいにこしたことはありませんが山に持っていくことを考えると荷物は1gでも軽い方が良いので双方の兼ね合いを見ながら今回はminiを選択。6,000mAhあればGalaxy Nexusを2回以上充電出来るのでこれまで通り電池の無駄遣いに気を配りながら使用するのであれば必要十分です。
内容物は本体のほかにUSB-microUSBケーブル、キャリーポーチと取扱説明書兼保証書。
出力用ポートは5V/2.1AでiPadなどのタブレット端末の充電も可能。
充電完了時の自動停止回路を備えているので知らないうちに容量が減ってしまったりデバイス側のバッテリーに負担をかけることはありません。短絡化時や異常発熱時にも自動停止する安全回路を備えているので安心です。
側面のボタンを押すとインジケーターが点灯しおおよその残容量を知ることが出来ます。満充電の時は3本全てが点灯、残量が減るにつれ点灯本数が減っていきます。
2回連続で側面のボタンを押すと入/出力用USBポートの脇に仕込まれたLEDライトが点灯します。手元・足元を照らせる程度の簡易的なものですがいざという時には重宝するかもしれません。
起毛タイプで高級感のある付属ポーチにはメーカーのコダワリを垣間見ることが出来ます。サイズは『cheero Power Plus 2』に付属するものと同じなので『cheero Power Plus 2 mini』にはひとまわり大きいのですが、USBケーブルや充電中のスマートフォンを一緒に入れておけるのでこれはこれで悪くないかな。
今回は山登りへの携行を目的として購入しましたが、ザックの中に放り込んでおいても簡単に壊れることのないアルミ合金製の頑丈なボディ、持ち歩くのに無理のない重量・容積の絶妙なバランスなどはわたしの目論見に見事に合致。各所のクチコミで見かけた通り商品の素性も良いようなので今後は普段からバッグの中に忍ばせておこうと思います!