子供の成長に合わせて背もたれを外し座面だけの状態にした「ブースターモード」で利用中のレカロのチャイルドシート『Start H1』ですが、長時間座っていると「足が痺れる」とのこと。
実は以前から気になってはいたのですが…原因は座面下のクッション。6歳児の体重を支えるには薄すぎるうえ、サイズも小さすぎるのである程度体が大きくなると大腿部がサポートされずフレームに押し付けられてしまうという設計の甘さが露呈した形。レカロというブランドに加え1~11歳頃までの幅広い年齢で使用可能ということで選んだチャイルドシートでしたが、所詮はコンビからのOEM品ということか…。
まぁ、体格変化の大きなこの時期をひとつのシートで補うということ自体そもそも無理のある話しだと思っていたので、ここらで専用ジュニアシートに買い替えることにしました。
いつもならAmazon.co.jpでサクッと注文するところですが、実際に車に据えて子供を座らせてみないと分からないことも多いので近くのカー用品店へ。いくつか比べてみた中で一番良さげな『リーマン ジュニアEX』を購入ました。
価格は約3,000円と大変お値打ですが、これでもか!!というほど厚みのあるクッションを備えており、底づき感のないソフトな座面に子供は満足な様子。シートカバーは通気性も良さそうですし、ここまで座り心地に拘ったジュニアシートも他に無いでしょう。
Start H1の座面と比べた場合、奥行き(全長)はほぼ同じ。ただし、Start H1は背もたれを固定する結合部まで含めたサイズなので、純粋に座面の奥行きという点ではジュニアEXに分があります。
幅はジュニアEXが若干狭めですが、通常の体格であれば何ら問題はないでしょう。
座面の裏はフラットなので座り方や急な運転操作によりズレてしまう可能性が高いので、以前購入した『ISOFIX対応 チャイルドシート固定ベルト』でうまいこと固定してあげるといい感じに収まりました。
また、ジュニアEXは座面位置が少し高いので子供は外の景色が見やすくなってご機嫌。また、ベルトポジショナー無しでも首にベルトがかからなくなったことから自分でシートベルトを着脱してくれるようになりこちらも大助かりです。