カメラなどの機材を保持していくうえで欠かすことの出来ない防湿庫。
その内部を照らすのに便利な照明器具としてIKEAの人感センサー付きLED『OLEBY ワードローブ照明』を以前ご紹介しましたが、非点灯時もセンサーが電力を消費してしまうため頻繁に電池交換を迫られるのが唯一の欠点でした。
溜まる一方の使用済み乾電池の山を前にエネループへの切り替えも検討しましたが、OLEBY 2個分の電池(単4電池 6本)を一度に充電することは出来ませんし、そもそもそれだけの電池を出し入れするのも面倒。それならいっそ、新型の照明器具に買い替えた方が楽でしょ!!ということで、最近Amazon.co.jpで見かけて目を付けておいた『AVANTEK LEDセンサーライト LE-003』を購入しました。
光センサー・人感センサーを搭載したスティックタイプのLED照明で、一番の特徴は充電池を内蔵している点。スマートフォンなどでお馴染みのmicroUSB B端子で手軽に充電することが出来る優れものです。
1,599円という価格にして充電用のUSBケーブルまで同梱しているのは中国メーカーだからこそなせる技でしょう。
この手の中国製品に付属するマニュアルに記載された日本語といえば翻訳ツールを介しただけのカタコトの文章が定番ですが、こちらは比較的ちゃんとした日本語で好印象。
側面には4段階に刻まれたスライドスイッチ。「1」はOFF、「2」は常時点灯、「3」はセンサー稼働で100%点灯、「4」はセンサー稼働で40%点灯。
防湿庫内で用いる場合は「3」か「4」での使用が前提となりますが、この商品は人感センサーに加え光センサーも備えているので明るい場所で点灯させたい場合はスイッチを「2」へ。
技術仕様によると搭載されたLEDは14灯。光量に不足はありません。
ちなみに、充電中は内部に組み込まれたパイロットランプが赤く点灯。
充電を終えると青に。
さっそく、手元の東洋リビング製の防湿庫『ED-80CDB』の天井にマグネットで固定してみましたが、とっても良い感じです。
前面のガラス戸越しだと人感センサーには感知されないので、前を横切る度に照明が点灯するようなこともありません。
内蔵バッテリーの容量は600mAhとやや心許ない気もしますが、今やどこにでもあるmicroUSBで手軽に充電出来るので運用でカバーは可能でしょう。その気になれば、モバイルバッテリーを繋いで容量を補うことが出来るのも大きなメリット。
防湿庫の照明器具は当面これで安泰です。