Kenko NDフィルター PRO1D プロND16 を使ってみる

Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND16 (W) 77mm 光量調節用 277447カメラを『Nikon D500』にリプレイスしたのを機に撮影対象や表現の幅を広げていこうと思い『Kenko NDフィルター PRO1D プロND16 (W) 77mm』を購入しました。

NDフィルターは「減光フィルター」とも呼ばれ、通常よりもシャッタースピードを遅くしてモーションブラーを生かした撮影を可能にするもの。銀塩カメラを愛用していた頃は滝の撮影などによく利用しましたが、デジタルカメラへの移行に際し径が合わなくなって処分してしまったのでかれこれ15年ぶりくらいのNDフィルターです。

今回購入したフィルターの径は77mm。常用レンズ『AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR』に合わせて72mmでも良かったのですが、他のレンズで利用することも考えて『Kenko フィルター径変換アダプター ステップアップリングN 72-77mm』を介して1サイズ大きいものを利用することにしました。

Kenko NDフィルター PRO1D プロND16

通常ステップアップリングを使うとレンズフードが利用出来なくなるのですが、16-80mm f/2.8-4E ED VRに付属する角型のフードはかなり大柄で内側に余裕があるのでフードをつけたままでもステップアップリング+フィルタを装着可。ただし、きつく締めすぎると外すのが大変そうなのでほどほどに…。

さっそく試してみる

4段分の減光効果を有するND16は滝や沢で水の流れを白糸のように表現するのに都合の良い濃度なのでさっそく水場へ…と行きたいところですが、さすがに寒すぎて気力が湧かないので近場で妥協。ちょうど大型のクルーズ船「マジェスティック・プリンセス」が博多港に停泊しているとのことだったので日が暮れてから試写に出かけました。

NDフィルター作例 マジェスティック・プリンセス

ブログにアップする画像は圧縮率を高めに設定しているので画質に関してはアレですが、夜間ということもありND16利用で露光時間は30秒を超え水面も十分フラットに表現出来ているのがお分かり頂けるかと思います。煙もいい感じに流れてます。

また、昔のKenko製NDフィルターはかなり色被りが酷かった記憶があるので後日敢えて曇天模様の日を選んで確認しておくことにしました。

まずはNDフィルター無しで設定はISO100、1/400秒、F8、露出補正+0.3。

Kenko NDフィルター PRO1D プロND16 を使ってみる

続けてNDフィルター有り。シャッタースピードのみ4段落として設定はISO100、1/25秒、F8、露出補正+0.3。

Kenko NDフィルター PRO1D プロND16 を使ってみる

色被りの心配はなさそうですね。

ちなみに、NDフィルターを装着したうえでF値やISOを弄ったりすると適切な露光時間が分からなくなる…という算数の苦手なわたしのような人は、「Exposure Calculator」などというスマホ用アプリを活用すると混乱しなくて済むかと思います。

時間をギュっと凝縮したかのような表現はやはりNDフィルタならでは。2月末に予定している沖縄旅行に向けてND500も買おうかしらん。

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