一般に「電子メモパッド」と称されるアメリカ生まれの「ブギーボード」。
米国市場で大ヒットした2010年頃からその存在は認知していたものの、当初の製品はコントラストが低く決して見やすいとは言えなかったため積極的に活用しようという気になれませんでしたが、先日コストコに並んでいた現行ブギーボードのサンプルに何の気なしにペンを走らせてみたところメリハリの利いた鮮やかな蛍光グリーンの筆跡にビックリ。
「これなら子供の学習用に使えるかも」と考え、さっそく『ブギーボード JOT8.5 (BB-7N)』を購入してみました。
この手のツールを見るとわたしたち世代はタカラの「せんせい」シリーズを思い出しちゃいますが、あちらが磁石と砂鉄を利用した原始的な仕組みであったのに対し、ブギーボードはペン先などで圧力をかけると分子配列が乱れて色が変わる液晶装置が利用されています。
液晶といってもバックライトが不要な反射型なので電池は画面消去時の一瞬に使用されるのみ。それゆえ5万回程度は書いたり消したり出来るという長寿命もウリとなっています。
付属のスタイラス(ペン)は走りも滑らか。
本体裏にはあらかじめマグネットが取り付けられているので、冷蔵庫などに張り付けておくことも出来ます。
そんなブギーボードをさっそく子供(小1)に渡してみたところ、物珍しさもあって大喜び。漢字の練習や筆算用にと思って買ってあげたのに、何故か嫁と二人でサインの練習ばかりしていて少々不安になりますが…。(苦笑)
わたしが子供の頃はチラシの裏を勉強に活用していましたが、さすがにそういう時代でもないでしょうからブギーボードがその代わりになればと期待しています。