SHUREの高遮音性イヤホン『SHURE SE215』と組み合わせて使用しているMMCXリケーブル『UNCOMMON 3E-OFC』が買い替えから1年ほどで断線。
長年様々なメーカーのイヤホンケーブルを渡り歩いていますが、どんなに丈夫そうなケーブルであっても1~2年も経過すればどこかしら痛んで買い替えが必用になるんだな…とあらためて実感。いくら消耗品とはいえそこそこ高価なケーブルであれば使えなくなった時のショックは大きいので物理的に断線という事象があり得ないSHUREのフルワイヤレスイヤフォン『SHURE AONIC 215』への乗り換えを企んでいたのですが、品薄になることを見越して春先のリリース直後に入手しておいたAONIC 215は不具合のため返品済。前回はたまたま外れの個体だったんだろう…と思い改めて注文しようとしたのですが、先の不具合はガチもんだったらしく現在販売取止めのうえ全数回収中とのこと。
今のところ販売を再開する予定はないらしく、かといって今更microUSB充電の『SHURE RMCE-BT2』もないよね…ということで来年きっとリブートするであろうAONIC 215の改訂版が販売されるまでの繋ぎとしてリーズナブルなMMCX対応リケーブル『NOBUNAGA Labs TR-SE3』を購入。
NOBUNAGA Labsというメーカーの存在は知っていましたが、製品を購入するのは今回がはじめて。同社はクライオ処理云々を喧伝する怪しいメーカーという印象が強く、一生関わることはないだろうな…と思っていましたが、3,000円代とMMCXリケーブルにしては思いのほか安かったので冷やかし半分で買ってみた次第。音はまったく期待はしていなかったのですが思ったほど悪くはない感じ。中高音寄りなのでダイナミック型ドライバのSE215と組み合わせると程よくニュートラルに落ち着きます。
ただ、心配なのはそのケーブルの太さ。3E-OFCと比べ明らかに細いうえ、ワイヤー入りのイヤーフィットを備えているので絡まりやすいのも気がかり。これ、半年持つかなぁ…。
やっぱり断線(2020-10-06)
そのケーブルの細さゆえ心配はしていたのですが、購入から2か月もたずして内部断線により音が途切れ途切れになってしまいました。
最近は在宅ワークが多く外に持ち出す機会も限られていたのでケーブルをどこかにひっかけて負荷をかけてしまうようなことも一切なく断線する理由がよく分かりませんが、おそらく耐久性を無視した品質や設計上の問題に起因するものと思われます。それほど高価ではないとはいえ、これで保証の対象にもならず泣き寝入りっていうのはなかなか腑に落ちないものがあります。
はじめて使ったNOBUNAGA Labsでしたが、速攻ブラックリストに追加しときました。