例年、夏休みは子供を学童に預けているのですが、コロナの影響で今年は通年で通っている児童しか受け入れないという事態に。
幸いわたしが基本在宅ワーク中なので影響はそれほど大きくなくて済みましたが、酷暑とコロナ禍で外出も困難な中では子供も家に籠らざるをえず、大いに暇を持て余すことが予想されたので時間の潰しが効くアイテムを事前にいくつか用意しておきました。
その中のひとつが組ごたえのありそうな6足歩行のロボット工作キット『ELEKIT フォロ(MR-9107)』。実売3,000円弱とお手頃な価格ながら、赤外線センサーを採用するなどした本格的なキットになっています。
推奨年齢は10歳以上でうちの子供もちょうど10歳。過去に作ったことのあるミニ四駆やガンプラと違って、電子基板や配線の取り扱いには注意する必要がありますし、脚部などは部品点数も多く構造も多少複雑なため時間はかかったようですが独力でなんとか完成させた模様。
さっそく電池を入れて動かそうとしたもののうんともすんとも言わなかったらしく、一度バラして最初から組み直し。それでも解決には至らず最後には助けを求められましたが、原因は電源投入時にスイッチを長押ししていなかっただけ。説明書をよく読めば書いてあることなのですが、この辺も含めて試行錯誤しながら気付きを得るという経験はきっと何かに役立つはずです。
赤外線センサーを駆使して前方のものについてまわる「なかよしモード」と障害物を避けながら前進を続ける「たんけんモード」の二通りの動作が可能で、簡易的ながらアイサイトなどに見られるような自動追尾や障害物回避に類する機能を子供でも手軽に体験出来るなんて素晴らしい限り。
子供の探究心を養うには最適なキットだと思います。