脱Adobeを経て2020年よりAffinityのグラフィックソフトウェア群を使用中。
昨年新しいAffinity V2がリリースされていたものの旧バージョン(V1)とはライセンスが異なっており別途購入し直す必要があったことなどから導入を見送っていたのですが、現在開催中の同社のブラックフライデーセールにてV2の製品群が40%オフ。加えて旧バージョン所有者なら対応する全プラットフォーム(Windows, macOS, iPad)で使える「V2 ユニバーサル ライセンス」が更に25%オフの計10,900円で入手可能になっていたので即ポチ。
機能的にはV1でも特段困ってはいなかったものの、愛用している製品へのお布施とサポートが終了した旧製品を使い続ける不安の解消も兼ねての乗り換え判断です。
Affinityの製品はメジャーアップデート毎にライセンスの再購入が必要なためすぐにでもV3が登場するようなことになると「ちょい待てやー」となりますが、V1の実績からして4~5年はV2が維持されるはず…知らんけど(笑)。
購入後、さっそくインストーラをダウンロードしてきて導入するとライセンスの有効化が求められます。
V1では電子メールと固定のプロダクトキーでインストールを完了できましたが、V2ではAffinity IDによるオンライン認証が必要となった模様。
起動直後はパッと見「どこが変わった?」って感じ。
Affinity Photo 2を中心に一通り触ってみましたが、よく使う機能の配置はV1の頃から変わりなく。レスポンス面でも大きな変化はありません。
一方で自動レベルや自動コントラストといった機能は、V1より明らかに進化。突拍子もない結果となる機会は大きく減ったように感じます。これだけでもライセンス購入した価値はあったかも。
Affinityは買い切りなので一度の出費で済みますし、ユニバーサルライセンスであれば環境ごとにライセンスを買い揃えなくともWindows, macOS, iPadで自在に利用可能。Adobeの課金方式に疑問を覚えている人であれば、この機会に買って損はないと思います。