7年ほど前に購入した嫁の折りたたみ自転車。最近はバスでの通勤がメインでほとんど乗る機会もなくなりしばらく放置されていたせいか、先日子供と近所のホームセンターへ買い物へ行くのに借りて乗ってみたところペダルの重いこと重いこと…。見るとチェーンに錆びが浮いてしまっており、KURE 5-56で多少は復活したものの一時凌ぎに過ぎません。
年季の入った自転車とはいえ他に目立った劣化もなく買い替えるには惜しい状態なので、少しばかり気合を入れてメンテナンスしてみることにしました。
作業にあたって購入したのは『AZ 自転車オールメンテナンス5点セット』で、チェーンルブ(オイル)、チェーンクリーナー(ディグリーザー)、チェーン洗浄器、ギアクリーニングブラシ、ボディ用の洗浄剤がセットになった商品。
本格的なサイクリストなら話は別でしょうが、一般的な自転車のメンテが目的であればこれで十分でしょう。
ボディ用の洗浄剤をフレーム全体にスプレーしタオルで拭きあげて全体の汚れを落としてから、本題のチェーン洗浄に取り掛かります。まずは洗浄器にクリーナー液を注ぎます。
クリーナー液をこぼさないように気を付けながらチェーンを挟み込む形で洗浄器の蓋を閉め、グリップを取り付けたら準備完了。あとはグリップをしっかり握ってペダルを前に後ろに回転させるだけ。
洗浄器を固定する位置や角度が宜しくないとチェーンが外れたりチェーンとともに洗浄器が持っていかれそうになるので、最適な位置を探りながらゆっくり回転させればOK。
数周させただけで蓄積した古いオイルや錆びが溶け出してクリーナー液が真っ黒になってしまったので、一度クリーナー液を交換してから再度実施するとチェーンがみるみる綺麗に!
後はブラシと手持ちのパーツクリーナーでギア周りを洗浄。クリーナー液を軽く飛ばした後、ペダルを回しながらチェーンルブを注油して作業は終わり。
作業後に自宅周辺を軽く流してみたところ、ペダルのあまりの軽さに衝撃。ひょっとすると新車時よりも快適かもしれません…。
自転車のチェーンに注油はしたことがあっても洗浄まではやったことがないという人が大半かと思いますが、数年に一度でも良いので是非ともやってみることをオススメします。