6月に発生した電源まわりの不具合により基板交換を行なった後は順調に稼働を続けているHP製のモバイルワークステーション『EliteBook 8460w』ですが、先日外出先でネットワークに入るべくLANケーブルを繋ごうとしたところ…LANポートの口が見当たらない!!
注文時の構成表などを再確認しましたがこの端末が1000BASE-T対応の有線LANを備えているのは間違いありませんし、デバイスマネージャー上でも「Intel(R) 82579LM Gigabit Network Connection」の存在が確認出来るにも関わらず肝心のポートが存在しないのです。
よく見ると本来LANポートがあるべき位置に切欠きはあるのですが、モデム非搭載のため塞がれているモジュラージャックと同様に使用できない状態になっています。
自宅内では常に無線LANを利用していたので最初から付いてなかったのか、前回基板交換された際にそうなってしまったのか定かではありませんがとりあえずHPのカスタマー窓口に連絡。出張サポートでの対応も検討してくれたようですが「単にポートがカバーで塞がれているだけなら簡単だが、そもそも有線LANが実装されていない可能性もある」ということで念のためメーカー預かりによる対応が決定。ついでに最近無線LAN接続が時折不安定になることがあったのでそちらの確認もあわせてお願いしておきました。
「最優先で対応させます」ということだったので通常修理よりは早く帰ってくるのではないかと期待していますが、メーカー修理となるとデータのバックアップなど手間がかかるので面倒です…。
修理完了(2012-09-21)
EliteBook 8460wが無事に帰還。
先日修理部門の方から電話があった際に話しを伺ったのですが、有線LANそのものは問題なく実装されていてカバーを外せば問題なく利用出来る状態だった模様。ただし、このコネクタカバーが純正品であることは間違いないらしく外部からは外すことができないほど完全にフィットしていたので一度分解する必要があったそうです。
そうなるとこのカバーがどのタイミングで取り付けられたかに焦点が移りますが、日本の修理部門ではその手の部品を用意していないので前回修理の際に取り付けられたということはないだろうとのこと。そうなると出荷時点で既に塞がれていた可能性が高く…う~ん、もっと早くに気づくべきでした。
ついでに確認をお願いしておいた無線LANについては念のため部品交換を行ってくれたらしく、しばらく様子を見て下さいとのこと。
これで安心して使えるようになるといいな。