Nexus 5が到着!購入レビュー

発売開始直後にGoogle Playで注文しておいた『Nexus 5』が到着。

昨年リリースされた『Nexus 4』は日本での発売が遅れ指をくわえて見ているうちにすっかり今更感漂う端末になってしまったため、Nexusシリーズを愛用する日本人の多くがNexus 5の登場を待ちわびていたはず!?

昨年Google PlayでNexus 7(2012)を購入した際はFedExで配送されてきましたが今回はヤマト運輸。注文した荷物の追跡情報を見ると11/2には日本に到着していたので連休中には手にすることが出来そうだと期待していたのですが、9月に稼働を始めたばかりのヤマトの新物流拠点「羽田クロノゲート」が現在うまく機能していないらしく羽田で3日近く足止め。いい加減問合せてみようか…と思っていたところようやくクロノゲートを脱して本日無事手元に届けられました。

そんな訳ですっかり出遅れてしまった感もありますが、待ちに待ったNexus 5をさっそく見てみましょう。

開封の儀&外観チェック

ヤマトの配送伝票が貼られた梱包用ダンボールを開けるとGoogle Playでの注文明細が印刷されたA4サイズの紙とプチプチ(緩衝材)に包まれたNexus 5のパッケージがお目見え。

Nexus 5のパッケージ

パッケージは過去のNexusシリーズ同様シンプルなデザイン。明るい青を基調とした背景にNexus 5本体が描かれています。右側面には製造元であるLGのロゴも。

Nexus 5のパッケージ

下側面には型番やシリアル番号が印刷されたシールが貼付されています。Nexus 5には対応周波数の異なる「LG-D820」と「LG-D821」の2種類が存在しますが、日本向けに出荷されているのは「LG-D821」になります。

パッケージ側面のシール

パッケージはスライド式になっていて白い内箱を外装から引き出して開封。感動のご対面です。

パッケージ開梱

液晶面には「Nexus 5」の文字が印刷された保護フィルムが貼られていますね。

Nexus 5がお目見え

同梱品はNexus 5本体のほか、USBケーブル、充電用ACアダプター、SIMカード取出用ピンと説明書等の冊子類。冊子は世界展開用に複数言語で記載された汎用のものではなく、すべて日本語で記載されたものが添付されています。

Nexus 5の同梱品たち

ACアダプターの型番は『MCS-01JR』で0.5V/1.2A出力に対応したもの。ツルテカなプラスチックに覆われているため見た目はややチープな感じ。USBケーブルは一方がmicroUSB端子の一般的なもので、これといった特徴はありません。

SIMカード取出用ピン

SIM取出用ピンはiPhoneなどで使われているものよりかなり先が細くなっています。ちょっとした縫い針より細いのでこれを失くしたり破損したりすると代わりとなるものを見つけるのに苦労するかもしれません。

それではいよいよ本体…まずは正面から。さっそく手にしてみると…軽い!

本体は意外に軽い

4.95インチ液晶を搭載するNexus 5ですが、液晶周辺のフレーム部が細く仕上げられているため本体サイズはGalaxy Nexus(SC-04D)とほとんど変わりありません。このあたりの比較については後ほど詳しく。

Nexus 5の上部

フロントの上部中央には通話用のスピーカー、それを挟むように前面カメラとセンサーが組み込まれています。

裏面は指紋が目立たず手触りの良いマット仕様となっており、中央横向きに大きなNexusロゴ。LGのマークも刻印されています。

背面にはNexusロゴ

かつてNexus端末は製造メーカーの名前やロゴが目立たないようデザインされていましたが、Nexus 7(2012)あたりから前面に出てくるようになりましたね。

NexusとLGのロゴの間にはIMEIが記載されたシールが貼られています。普通に使っていく限りユーザがIMEIを意識する必要はありませんし、いざとなれば端末の設定画面やパッケージに添付されたラベルから確認できるので剥がしてしまって問題ありません。

背面カメラ

背面カメラ。Nexus 5はカメラの性能をアピールしているだけあって比較的大きなレンズが採用されています。こちらもご丁寧に保護フィルムが貼ってあるので、使用する前に剥がしておきましょう。

端末上部にはイヤホンジャックと謎の小さなの穴。この穴はノイズ除去用のマイクかな?

左側面にはボリュームキーが用意されています。

ボリュームボタン

右側面には電源スイッチとSIMカードスロット。

電源スイッチとSIMカードスロット

Nexus 5はバッテリー交換が出来ない仕様となっており背面カバーも取り外すことが出来ないのでこの位置にSIMカードスロットが用意されています。SIMカードスロットは付属のピンを使って取り出すのですが、同様の方式をとっているiPhoneなどに比べるとピンの差し込み口がかなり小さいため付属のピンを失くしたり破損したりするとその後難儀すること間違いありません。

SIMカードトレイ

なお、Nexus 5で使用するSIMカードはmicroSIMサイズになります。発売前にはnanoSIMが採用されているなんて噂が飛び交っていましたがガセでしたね…。

Nexus 5の下部

端末下部には中央にmicroUSBスロットが用意されており、それを挟むようにしてスピーカーとマイクが配置されています。(ステレオスピーカーではありません。)

Galaxy Nexus(SC-04D)とのサイズ比較

参考までに手元のGalaxy Nexus(SC-04D)とのサイズ比較を行っておくことにしましょう。

Galaxy NexusとNexus 5のサイズ比較

左がGalaxy Nexus(SC-04D)で右がNexus 5。Galaxy Nexus(SC-04D)は4.65インチ有機EL、Nexus 5は4.95インチ液晶を採用しており画面サイズにして0.3インチの違いがありますが、Nexus 5は液晶周辺フレームの狭小化によりカタログスペックにして高さ2.3mm、幅1.2mmの差に抑えられています。

Galaxy NexusとNexus 5の厚さ比較

一方本体の厚さはGalaxy Nexus(SC-04D)の最薄部8.9mm~最厚部11.5mmに対し、Nexus 5は8.59mm。性能が強化されバッテリー容量も増えているにも関わらずNexus 5は最大2.9mmもスリムになっているので手にしたときの収まりが良く人によってはGalaxy Nexus(SC-04D)よりコンパクトに感じることもあるかもしれません。

国産キャリアから発売されている端末を見て「5インチクラスの端末は大きすぎる」と感じていらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、Nexus 5のコンパクトさは別モノですよ!

起動してみる

いよいよNexus 5の起動。

ちなみに…これまでGalaxy Nexus(SC-04D)で使用してきたMVNO「ぷららモバイル」は既に解約手配済みですが、今月末日までは使用できるので現在注文中の『BIC SIMウェルカムパック SMS対応マイクロSIM』が到着するまでぷららのSIMでNexus 5を使おう…と思っていたのですが、よく考えるとぷららのSIMは標準サイズ。以前購入した『NOOSY ダブルSIMカッター』でmicroSIMサイズにカットしようかとも思いましたが、来月SIMカードを返送した際に怒られる可能性もあるのでここはぐっと我慢。BIC SIMが到着するまではWiFiのみでの使用に限定することを決め今回はSIMカード無しで起動しています。

起動後言語やWiFiなどの初期設定を行うとシステムアップデートが促されるので画面の指示に従い更新を行います。更新には15分程度かかりました。

システムアップデートが終了し再起動すると言語設定から改めて初期設定を行いようやくホーム画面がお目見え。

ホーム画面

ホーム画面を左にスワイプするとGoogle Now。従来Google Nowはオンスクリーンキーのホームボタンを上フリックすることで表示していましたが、この方が簡単ですね。

ホーム画面左

右にスワイプするとマルチメディア系のウィジェットとアプリへのショートカットが配されています。

ホーム画面右

参考までにアプリの一覧はご覧の通り。ドコモやauなどのキャリアが販売している端末と違って最初はAndroidの標準アプリしか入っていないというのもNexusシリーズの良い点ですね。

ドロワー1

ドロワー2

最後に端末情報。言うまでもなくAndroidバージョンは最新の4.4です!

端末情報

Galaxy Nexus(SC-04D)に代わるメイン端末として購入したNexus 5。これからビシバシ活躍してもらいましょう!!

Android 5.0(Lollipop)へのアップグレード(2014-11-14)

Nexus 5にもAndroid 5.0(Lollipop)の提供が始まったのでFactory Imageを利用して導入しておきました。

Nexus端末へのFactory Imageの導入手順はこちらにまとめ直しました。(2015-05-08)

141114_screen

わざわざFactory Imageを焼かなくてもそのうちOTAでアップデートは降ってきますが、サーバ負荷軽減のため米国外のユーザー向け配信は後回しにされるため1~2週間待たされることなんてザラですし、今回は久々のメジャーアップデートということもありFactory Imageからクリーンインストールしておいた方がトラブルも少ないだろうという判断もあってのこと。

Android 6.0 (Marshmallow)へのアップグレード(2015-10-07)

コードネーム「Marshmallow」(マシュマロ)ことAndroid 6.0のFactory Imageが昨日公開されたのでさっそく手元のNexus 5をアップデート。

151007_android6

作業の手順は「Nexus端末へのFactory Imageの焼き方」参照。MVNOのIIJmio回線にて問題なく動作していることも確認出来ました。

Android 6.0での変更点は多岐に渡りますが、日本語環境化では一番の目玉とされていた「Now On Tap」が有効になっておらず次期ビルドの提供を待つ必要があるようです。パッと見、前バージョンである5.1.1からの変化は少ないものの内部的にはUSB Type-Cや指紋認証の新規サポート、アプリ権限モデルの刷新、節電機能「Doze」によるバッテリー消費の改善など大きく手が入っているようなのでしばらくは細かな不具合もあろうかと思われます。ご利用は自己責任で。

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