Android 6.0をベースとするCyanogenMod 13のGalaxy Nexus(GSM/maguro)向けsnapshot(事実上の安定版)ビルドがリリースされました。
2011年に発売されたされたGalaxy NexusはGoogleによるサポートも終了しておりAndroid 4.3(Jelly Bean)以降公式ROMはリリースされていませんが、CyanogenMod 13への乗り換えでAndroid 6.0(Marshmallow)を利用出来るようになります。ここまで息の長い端末も珍しいですね…。
利用にあたってはブートローダーのアンロックやカスタムリカバリの利用が必要となりますが、公式Factory Imageを導入出来る環境とスキルがあればさほど難しいものではありません。(とはいえ自己責任で)
古い公式ROMのままではセキュリティ面での不安が付いて回るためうちのGalaxy Nexus(SC-04D)も先日CyanogenMod 12.1に乗り換えたばかりですがさっそく13への移行を実施。
手順は12.1導入時とほとんど変わりませんが、一緒に導入する「Open GApps」はAndroid 6.0対応のものを選択しなければならない点にだけ注意。
最初のsnapshotビルドのだけにロック画面に表示される「充電中」の文字が上半分見きれるなど軽微な不具合はあるものの、動作そのものにこれといった問題は見当たらず安定稼働しています。
ただし、CyanogenMod 12.1の時と同様に純正の卓上ホルダ(クレードル)をご利用中の方は注意。卓上ホルダにセットした状態で端末本体のスピーカーを鳴らす設定がなく、ホルダ背面に備えられた音声出力端子が機能しない点も従来と変わりないようです。