最近星空の撮影を行う機会が多かったのですが、結露でレンズが曇ってしまいシャッターチャンスを逃すケースが頻発していたのでレンズヒーターと呼ばれるアイテムに手を出してみることにしました。
今回入手したのは『PROTAGE 結露防止レンズヒーター 温度コントローラー付き P-LH02-TC2』。以前からAmazon.co.jpで売られている『PROTAGE 結露防止レンズヒーター P-LH02』と3段階調節が可能な温度コントローラーがセットになったもので価格は2,500円ほど。
値段が値段だけに、有名どころの『Vixen レンズヒーター360』などと比べると見た目の安っぽさは否めませんが、使用するのは基本夜中だし誰に見られるでもないので気にしない気にしない(笑)。
本体からはUSBケーブルが直出しになっており、スマートフォンの充電などに用いられるモバイルバッテリーに繋いで使用します。
付属の説明書によると付属のコントローラーを使用することで出力を100%、50%、25%に設定可能。基本100%でしか使用しないようであればコントローラーを介さずに直接モバイルバッテリーに接続して使うことも出来ます。
なお、100%出力の状態でも過剰に熱くなりすぎることはなく『蒸気でホットアイマスク』のようなじんわりくる温かさなので、もし缶コーヒーに巻いて保温…的な使い方まで想定しているのであればおそらく役不足。ただ、そこまで熱くなるようだと温度差でカメラやレンズが誤作動を起こしたり、レンズのゴムが剥がれたりしかねないので仕様としては妥当だと思います。
『Nikon D500』+『AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR』に装着するとこんな感じ。
この手のアイテムはレンズの先の方に巻き付けるのが基本。レンズによってはズームリングやフォーカスリングが覆われてしまうので頻繁に構図を変えながら撮影するような場面だとちょっと面倒ですけど。
自然の中で撮影していると季節に関係なく夜露には悩まされるので、対策の一助になってくれることに期待します。