専用アプリを使わずに「ギガぞうWi-Fi」の『Wi2eap』に接続

BIC SIM(≒IIJmio)の長期利用ユーザ向け特典としてWi2(Wire & Wireless)の公衆無線LANサービス「ギガぞうWi-Fi」のBIC SIM専用プランの提供が始まりました。

これまでもBIC SIMユーザはWi2の提供する「Wi2 300」を利用可能でしたが、回線の不安定さに加え通信の安全性の不安も大きくとても使えたものではありませんでした。一方、今回新たに追加された「ギガぞうWi-Fi」ではEAP-TTLS対応で高品質なSSIDが使用出来るほか、専用アプリを利用することで既存のWi2 300や街中のフリーWi-FiをVPN経由で利用出来るようになるなどセキュリティ面での改善が図られていることが大きな違いのよう。

で、さっそく手持ちのスマホに専用アプリを入れて数日使ってみました。EAP-TTLS対応の新SSID『Wi2eap』はラッシュ時間帯のターミナル駅のでも必要十分な速度が出ており貧弱なIIJmioの回線に頼るより遥かに快適にネット接続出来ました。一方、Wi2 300のAPやフリーWi-Fiを介した接続は元々の回線の細さに加え、VPNによるオーバーヘッドも大きくあまり実用的ではない印象。おまけに、専用アプリのバッテリー消費の大きさも気になります。

接続設定さえ分かれば専用アプリ無しで『Wi2eap』にだけ繋げられるのに…と思ったのですが、Android用の設定は公開されていない模様。ただ、ユーザー向けの「よくあるご質問」を見ていたところWindows用の設定が載っていたので、そこから情報を抜き出してAndroid用に整理し直すと下記の通り。


Wi2eapの接続設定

【ネットワーク名】
Wi2eap

【セキュリティ】
802.1x EAP

【EAP方式】
TTLS

【フェーズ2認証】
MSCHAPV2

【CA証明書】
システム証明書を使用

【ドメイン】
gigazo.wi2.ne.jp

【ID】
(自分のお客様ID)@gigazo@wi2

【匿名ID】
anonymous@wi2

【パスワード】
(ギガぞうのパスワード)

以上、ご参考まで。

    私もBIC SIM長期特典のギガぞうを使っているのですが、ポータルが出てくるAPやセキュリティーなしのAPにつながることがストレスでした。AdGuardを使っているので、ギガぞうVPNを使えない状況でした。
    そこで、手動でWi2eapとau_Wi-Fi2を設定すればいいと思ったのですが、ドメインと匿名IDに躓いていたところ、このページに行き当たりました。ありがとうございました。
    アプリでもセキュアなAP限定とか、Androidで接続する場合の接続設定を公開してくれれば良いのにと思うのですが、サポートが面倒(アプリで解決、何もさせない)でしょうか。

    Android12の端末で自動接続されなかったので、こちらの設定情報を元に設定できました。
    ありがとうございます。

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