暖かくなったら一緒にサイクリングでも…と思い3月に新しい子供用の自転車を買っておいたのですが、その後に発令された新型コロナによる緊急事態宣言の影響で自宅の周りを周回する程度に使われるのみ。
本格的に乗り回すようになる前に錆付いてしまっては困るので近所のイオンバイクで調達してきたPEVA製の自転車カバーを被せてテラスの軒下に置いているのですが、何度か着脱しただけでビリビリに破けてしまい3週間ほどで見るも無残な姿に。
取り急ぎ布テープで補強したものの来る梅雨は到底越せそうにないので新しいカバーを見に行ったのですが、ホームセンターなどにも同じような薄っぺらいカバーしか売られていなかったので困ったときのAmazon.co.jp頼み。丈夫な210Dなオックスフォード地の『Ohuhu 自転車カバー』を購入しました。
近年雨後の筍のように湧いて出てくる中国ブランドの商品らしく、商品ページの説明はツッコミどころが満載。素材・材質を「210D オックス製」などと堂々と謳っているあたり特に不安要素が渦巻きます(「オックスフォード」は織り方、「210D」は使用される糸の太さ(量)を示すもので素材・材質を示すものではない)が、届いたカバーは210DというだけあってPEVA製の2~3倍ほどの生地の厚さで少々のことでは裂けなさそうな丈夫さ。
中央には黒い生地が使用されているので自転車に被せる際にセンターが分かりやすいうえ、前後のゴム紐とバックルで風に煽られても簡単には外れにくくなっています。
このカバーは29インチまで対応ということで、そのままだと26インチタイヤを履いたマウンテンバイク風の子供用自転車には若干大きめですが、上部のバックルを利用してマチ幅を調整すればほぼピッタリ。風でのバタつきが気になるようなら大きめの洗濯バサミなどで前後輪やサドル付近を留めておくのも良いでしょう。
PEVA製のものに比べ防水性は若干劣ると思いますがいざとなれば防水スプレーが使用可能ですし、何もせずともよほどの雨に降られない限り中の自転車がびしょ濡れになることはないでしょう。
町中の自転車屋やホームセンターでは流通や販路の関係で直ぐに駄目になるくせに割高なPEVA製の自転車カバーしか取り扱っていないことがほとんどですが、あんなものに2,000円も3,000円も払うくらいならAmazon.co.jpで2,000円以下で入手出来るこの手のオックス製カバーを一度試してみることをお勧めします。