10年以上前に購入したブラック・アンド・デッカーのドリルドライバー『CD1202』の専用ニカド電池が経年劣化でほとんど用をなさなくなっていたうえ本体も傷だらけになっていたのでここらが限界と判断し廃棄。
このタイミングでボッシュ製品に移行することも考えたのですが、DIY目的で使うには若干コスト高なうえ操作感が変わって怪我でもしたら目も当てられないので使い慣れたブラック・アンド・デッカーのラインナップの中から『BDCDD186K2』を後釜としてチョイスしました。
購入直後、商品を収めたハードケースは結束バンドで固定され開けられないようになっているので開封にはニッパーなどが必要。
内容品は本体『BDCDD186K』とリチウムイオン電池が2つ、充電器、取扱説明書。
ブラック・アンド・デッカーの伝統のコーポレートカラーであるオレンジと黒のツートンカラーに彩られた本体は最大締付トルク40N・mを誇り金属への穴あけも容易なハイパワーモデル。もちろん無段変速対応で作業内容に応じて速度を調節できるのは大変便利です。
今時の製品らしくグリップ下部には手元を照らすLEDを装備。この小ささなので明るさは知れてますが、薄暗い場所で作業する際には便利かも。
バッテリー装着時の重量は1.2gほど。以前のドリルドライバーに比べ遥かに軽く肩や腕への負担が軽減されそう。そこに大きく寄与したのはやはりバッテリーの進化だと思われます。
10数年前の電動工具ではまだニカド電池が広く使われていましたが、時代は変わり現在はリチウムイオン電池の使用が一般的。リチウムイオン電池はニカド電池に比べ自然放電やメモリー効果が小さく、軽量なうえ高電圧且つ大容量という特性も備えているので電動工具で広く用いられるようになったのは必然でしょう。
今回購入したBDCDD186K2でも18V1.5Ahのリチウムイオン電池が採用されているので毎回使用前に充電する手間が省けますし、おまけに同じ電池がもうひとつ付属しているので作業中に一方の電池が切れて充電が必要になっても手を止めずに済みます。充電時間も付属の容量1.5Ahのバッテリーなら約40分と驚速です。
DIYの新たなお供として永く付き合っていければ良いなと期待しております。
余談ですが、ブラック・アンド・デッカーのロゴや英語表記が以前と違う…と思って調べてみたところ2014年に以前の「BLACK&DECKER」から「BLACK+DECKER」に変更されたのだそう。表記は「BLACK+DECKER」だけど読み方は従来通り「ブラック・アンド・デッカー」のまま。時代に付いていくのも大変です。