ノートPCと組み合わせるマウスは携帯性より使い勝手重視で自宅では『MX Master 3』、職場でも『MX Master MX2000』といったフルサイズのマウスを愛用しているのですが、先日購入した10.1型の2-in-1タブレット『IdeaPad Duet Chromebook』をノートPCスタイルで使用するのにフルサイズのマウスはさすがに仰々しすぎると思い『M590サイレント ワイヤレスマウス』を新たに入手。
同じロジクール製のモバイルマウスで以前予備機で使用していた『ワイヤレスマウス M545』と『マラソンマウス M705t』がまだ手元に残っているのですが、どちらもUnifyingレシーバーを用いた無線接続方式のためType-Cポートしか備えていないIdeaPad Duetと組み合わせるには別途ハブが必用。それだとゴチャゴチャするし携帯性もスポイルされてしまうので大人しくBluetooth接続も可能なM590の調達を決めた次第です。
実売で3,000円ほどと安価なこともありM590の外観はとにかくシンプル。
外装のほぼ全てがプラスチックで構成されていて高級感のか欠片もありませんが、マウスでよく用いられるラバーパーツはすぐベタついちゃいますし金属パーツも緑青が浮いてきたりするので長い目で見ればこちらの方が良いのかもしれません。
端末との接続にはBluetoothか付属のUnifyingレシーバーを使用します。マルチペアリング対応で2つの接続先を中央の「Easy-Switch」ボタンで切り替えながら操作することができ、”一台はBluetooth接続、もう一台はUnifyingレシーバーで接続”といった使い方はもちろん”2台ともBluetooth接続”も可能。また、これまで高価格帯の製品でしかサポートされていなかった「ロジクール FLOW」にも対応しています。
M590とほぼ同デザインの『M585 ワイヤレスマウス』も併売されていますが両者の違いはスイッチの違いによる静音性への配慮。マウスやキーボードの音って使っている本人はまったく気にならないのですが、周りの人は結構気になるもの…ということでさっそく試してみましたが、M590は左右クリック時の「カチカチっ」というスイッチ音がほとんどしません。これは凄い。
親指で操作する「戻る」「進む」のサムボタンやホイールはM585と共通仕様のようですがこちらの音も決して耳障りなものではなく、これなら家族が寝ている傍でも気兼ねなく使用出来そう。所帯持ちにはありがたい仕様です。唯一、ホイールを横に倒すチルト操作の際にのみ割としっかりした「カチっ」という音が出ますが、基本Excelでの横スクロールくらいしか用途は思いつかないし多用するものではないので問題にはならないでしょう。
以前使っていたM545は電池消費を抑えるためマウスが動きを止める度にスリープしてしまい都度々々微妙なラグが生じストレスを感じていましたが、M590はM545より交渉電池寿命が長い(約2年)にも関わらずそうした”間”もほとんど感じられません。この値段、この機能でこれだけ快適に動いてくれたら何の不満も御座いません。
最近のロジクール製品は保証期間が2年と以前に比べ短くなっているので、あとは壊れないことを願うばかりです。