自宅で使っているノートPCを有線LAN接続から無線LAN接続に変更していたのですが、近隣にアクセスポイントが乱立していることもあり電波干渉で速度が安定しなくなるケースが頻発するようになったため有線に戻すことにしました。
とはいえ、以前のようにPCへLANケーブルを直結してしまうと移動の際に抜き差しが面倒なので、Type-Cケーブルで繋いでいる外部モニタ『Dell U2720QM』側のUSBポートに接続可能な有線LANアダプター『Anker PowerExpand USB-A & イーサネット アダプタ』を新たに購入。これによりノートPCに繋がるケーブルを増やすことなく有線LAN接続の安定性を享受しようという算段です。
こちらの製品に採用されているチップは安定性が高く同種の製品で広く使われている「ASIX AX88179A」で、Windows 11環境下ではドライバの追加インストールなども不要でそのまま利用可能。アルミ製のボディで放熱性が高い点も安心出来る材料です。
直出しのケーブルが短くモニタ裏のUSBポートに直結するとだらしくぶら下がってしまうので、別途『UGREEN USB 延長ケーブル 2.0M』を間に噛ませてアダプタ本体は離れた位置に隠蔽配置。見た目もスッキリで良い感じになりました。
メインで使用しているHP Pavilion Gaming 15 (cx0000/2018年モデル)は第8世代のCoreプロセッサと少々古めゆえ、『Dell U2720QM』とUSB Type-C接続した際の帯域はHBR2クラス。このため、4K@60Hzで画面出力するとデータ転送速度はがUSB 2.0相当に絞られるものの、実測で300Mbps近い値が出ているので実用上問題になることはないでしょう。
ちなみに、HBR3に対応しモニタの性能をフルに生かすには第11世代以降のCoreプロセッサを搭載した端末が必要。うちのPavilion Gamingも購入から3年半ほどが経過しているので、来年あたりには機材を更新して広帯域の恩恵を享受したいものです。