「お目覚めモード」搭載の寝室向けLEDシーリングライト

パナソニック LEDシーリングライト 寝室向け 目覚めのあかり搭載 リネン柄 調光・調色可 10畳 HH-CF1071Aフラットで開放感のある空間を重視して天井埋め込み式のLEDダウンライトを多用した作りの我が家ですが、2階居室は将来ベッド等の配置が変わる可能性も考慮してシーリングライトやペンダントライトの使用が前提。このうち2部屋では2014年の転居前から使っている蛍光灯シーリングライトを持ち込んで継続使用していたのですが、子供部屋に設置した方が顕著に暗くなってきました。

器具自体に問題はなさそうなので内部の蛍光灯だけ交換すれば復活するものと思われますが、ランニングコストや利便性を考えると蛍光灯器具を延命させるメリットがもはや見当たらない状況なのでこのタイミングでLEDシーリングライトに乗り換えることに。現時点で子供部屋はそれほど使用されていないので、寝室の蛍光灯シーリングライトを子供部屋に移設したうえで今回は寝室用を新規調達することとしました。

寝室用なので少々高くても落ち着いた外観のものを、という嫁の希望もあって選択したのがパナソニックの『LEDシーリングライト HH-CF1071A』。調光・調色に対応した製品で、重ねたリネンから透ける光をイメージしたカバーを採用した10畳向けのスタンダードモデル。大人向けの空間にも最適なシンプルデザインに加え、機能面でもリラックスできる環境づくりにもうってつけの製品です。

開梱・設置

まずは梱包品の確認から。シーリングライト本体以外に同梱品は本体取付用のアダプタとリモコン、リモコンケースと単3電池。取扱説明書は本体のカバーを外したところに収められています。

LEDシーリングライト HH-CF1071Aの梱包品

本体カバーを外すと光を拡散するレンズに覆われたチップLEDがドーナツ状に200個近く配置されているのが確認できます。

200個近いLEDチップが整然と配置

レンズに覆われたチップLED

裏面(天井側)にグラツキ防止のスポンジが備わっているのは蛍光灯時代と変わらず。四角いパーツは電源ユニット等を収めたものと思われます。

電源部を備えた背面

付属のリモコンは『照明器具用リモコン LEDシーリングライト用 HK9817MM』。

照明器具用リモコン LEDシーリングライト用 HK9817MM

「手元灯」ボタンを押すと簡易的な懐中電灯としても利用可能で便利そうではありますが、多様すると電池の交換頻度はそれなりに増加しそうです。

設置は蛍光灯シーリングライトと変わらず。天井の丸型引掛シーリングに付属の『カチットF アダプター NZ2717M』を取り付け、本体をセットするのみ。重たい蛍光灯対応器具の取り外しに比べれば設置は楽チン。スリムな本体で天井からの出っ張りが少なく見た目にもスッキリ。

ムラなく部屋の隅々まで明るい

点灯するとカバー越しに環状の光源の存在を見て取れた蛍光灯と違って、LEDシーリングライトはカバー全体がムラなく発光していて良い感じ。天井の隅々を今まで以上に明るく照らすうえ、冬場の冷え切った室内でも点灯直後から安定して明るい点もGOODです。

なおこの製品は電球色(暖かい色)への調色も可能。これまで電球色で固定されていた蛍光灯を使っていてなんら不自由は感じていなかったので昼白色を使う機会がイマイチ想定できなかったのですが、後述する「お目覚めモード」での活用機会のほか日中同じ部屋にある電子ピアノを練習する際などに重宝しています。

お目覚めモードで寝起き改善

LEDシーリングライトもコモディディ化が進み、照明としての基本性能に関していえば(よほどの粗悪品でない限り)大きな違いは見られなくなっていますが、そんな中で各社が進めているのが付加機能による差別化。今回購入した製品でも「お目覚めモード」なる機能の搭載がひとつのウリとなっています。

同機能は設定した起床時間の30分前(15分前にも変更可)にほのかな電球色が灯り、そこから朝日が昇るように明るい昼光色へと徐々に変化させていくことでさわやかな目覚めを導くというもの。設定した時間になればアラームを鳴らすことも出来るので目覚まし代わりに使用することも可能です。

我が家では以前から『Nature Remo mini』を活用して起床時間の少し前に照明を点灯させるタスクを実行することで「なんちゃってお目覚めモード」を実現していましたが、寝覚めの良さはやはり本家の方が上。これだけでも十分に導入した価値を見出すことが出来ます。

同機能は本体側での独立動作ではなくリモコンから操作を予約送信の形で実現されているため、信号の届かない位置に置いて寝てしまうと正しく動作しなくなってしまうようなのでその点は注意が必要です。

まとめ

登場初期はトラブルも多く聞かれたLEDシーリングライトですが、随分と改善が進み今やすっかり当たり前の存在。価格も随分こなれてきましたし、電気代抑制も視野に買い替えを検討されている方もいらっしゃることでしょう。

リビングなど利用時間が長くなる場所ならまだしも、寝室などでの使用では削減された電気代で元をとるのは難しいと思いますが、デザイン性や暮らしの利便性の向上、ノイズ低減によるオーディオ品質の改善などといったところまで勘案すると決して損はないと思います。

子供部屋に残った最後の蛍光灯シーリングライトも暗くなり次第早めに変えようと思います!

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