バッテリーへの負荷を減らすため敢えて低速でスマートフォンやタブレットを充電したい時、あるいはプルダウン抵抗を正しく実装しておらずType-C充電器からの給電を受け付けない一部機器への充電が必要な時に備えて、USB Standard-A 1ポートだけのオールドタイプなUSB-AC充電器をひとつ手元に残していました。しかし、経年劣化のせいか若干コイル鳴きが発生するようになったため、『Anker Charger (12W, USB-A)』に買い替え。
Anker製品の品質に関しては今更言うまでもなく。プラグは折り畳めないものの、十分にコンパクトで携帯性も悪くありません。安価な充電器にありがちなコイル鳴きの懸念もなく、コストダウン至上主義の国産メーカー製品とは一線を画す安心感があります。さらに、標準で18か月の保証が付いており、価格も1,000円前後と手頃。コストパフォーマンスの面でも申し分ありません。
充電用途でUSB Standard-Aポートが活用される機会は減ってきたものの、冒頭で述べたような特定の用途では今後もしばらく必要とされるはず。そうしたシーンに備え、信頼できる製品を今のうちに手に入れておくことは賢明な選択でしょう。