11a/b/g/n同時接続が可能で有線LAN/WANの全ポートがギガビットに対応、マルチSSID機能やDLNAに対応した簡易NAS機能、さらに細かな節電設定も可能なほぼ”全部入り”無線LANルータ『Aterm WR8700N』が先月リリースましたが、それにイーサネットコンバータ『Aterm WL300NE-AG』をセットにした『Aterm WR8700N イーサネットコンバータセット(PA-WR8700N-HP/NE)』の販売も始まったようなのですかさず注文。
いつもはAmazon.co.jpを利用するのですが、ポイントを勘案するとあまり値段が変わらなかったことに加え万一の初期不良の際のアフターサービスを考慮して今回はヨドバシ.comにてオーダー。人気で品薄らしく商品手配に3日程要しましたが、。博多南近辺に出荷拠点を構えているらしく出荷完了の案内メールが届いてから実際に荷物が到着するまでは異様に早かったです。
さっそくセットアップしてみる
箱から取り出した親機の背面スイッチをAPモードに変更して光ネクスト用のHGW『PR-S300NE』に接続。説明書によると親機は自動でサブネットマスクを判断してIPアドレス”X.Y.Z.211″になるとのこと。さらに出荷時点で無線LANの設定が施されており、そのSSIDとパスワードは親機の側面に印刷されているのでそれを見ながらThinkPadの無線LAN設定を変更するとあっさり300Mbpsでリンク。簡単~♪
webコンソールにアクセスしてファームウェアバージョンを確認。先に発売された単体モデルでは初期ファームウェアでIntel製無線LAN機器との接続が不安定とかで騒がしかったようですが、今回購入したセットモデルでは最新のファームウェア1.04が適用済みでした。
続けて無線LANの設定。5GHz帯はPCのみ利用する予定なので初期設定でデュアルチャネルが有効になっていることとAES暗号化が施されていることを確認し、SSIDは外部から見えないよう変更。PS3とPSPが利用する2.4GHz帯はデュアルチャネルを解除した後、こちらも外部からSSIDが見えないように設定しておきました。当面使う予定のないゲスト用のSSIDは停止させておきました。
最後に付属のイーサネットコンバータ『Aterm WL300NE-AG』を寝室に設置してデスクトップのPCと接続。イーサネットコンバータは親機と違ってサブネットマスクを判断して云々…という機能は備えていないので初期IPの192.168.0.240から同一サブネットのIPに変更してすべての作業が完了。
これまで利用してきた『Aterm WR7850S』とイーサネットボックス『Aterm WL54SE』の組み合わせでは大容量ファイルに結構時間がかかっていましたが、新しい環境は段違いに速くなっています。(詳しくベンチマークでも測ってみたいところですが、使っているPCがPCなだけにあまり参考にもならないと思われるので省略します。)
あとは安定して動いてくれれば言うことないのですが…しばらく使って様子を見てみることにましょう。
5GHz帯でのIP取得不具合(2010-08-24)
先日、リビングのテレビとPS3を有線接続に変更したのですが家中にLANケーブルを引き回すわけにもいかないので寝室に置ているデスクトップ機については仕方なくそのまま無線を利用しています。しかし、無線接続に利用しているアクセスポイント『Aterm WR8700N(HPモデル)』の動きが2カ月ほど前からどうもおかしい。
というのも、5GHz帯のSSIDに接続する際にIPアドレスが取得できないことがあるのです。それはイーサネットコンバータ『Aterm WL300NE-AG』を介して接続しているデスクトップ機だけに限らず、内蔵無線LANで接続しているThinkPadやVIERA用のUSB無線LANアダプタ『DY-WL10-K』を使って接続していたときの『VIERA TH-L37D2』でも同様の現象を確認しています。機種は違えど現象としては5,6年前に使用していた『Aterm WR7600H』で発生していたものとまったく同じ現象です。
IPアドレス取得時の問題ということで最初はCTUのDHCPサーバ機能を疑ったのですが、CTUに接続している他の機器ではそういった現象は発生していません。しかも腑に落ちないのは5GHz帯が繋がらなくなってる状態の時もPS3やPSPによる2.4GHz帯での接続は問題なく出来ること。100%再現できる現象ではないので問題の切り分けに苦慮しています。
もう少し様子を見ても変わらないようであれば一旦メーカーに引き取り調査をお願いしようと思います。