自宅のHP Pavilion Gaming 15 (cx0000/2018年モデル)はCドライブに容量500GBのNVMe SSD『Samsung SSD 970 EVO Plus』を組み込んでおり容量・速度の両面で特に不自由は感じていないのですが、近々予定しているPCの買い替えに向けて大容量なストレージを確保しておきたかったのと、各SSDメーカーが生産調整を目的とした減産を始めており年末に向けて価格の高騰が予想されていることもあり、このタイミングで容量2TBの『Samsung 980 PRO』を先物買いしておきました。
価格は先日「Amazon プライム感謝祭 2023」にて17,660円。ハードディスクに比べたら未だ割高とはいえ、随分安くなったものです。
970 EVO PlusはインターフェイスプロトコルがPCIe Gen 3.0×4なのに対し、世代的に新しい980 ProはPCIe Gen 4.0×4。2倍になった帯域幅を生かすべく980 ProではNANDやコントローラの基本性能の向上が図られているため、PCIe Gen 3.0×4までの対応に留まっているうちのPCでもランダムアクセス速度の改善には期待が出来ます。
「回復ドライブ」機能を使ってOS移行を行い、今回入手したSSDを新たなCドライブに設定。Pavilion Gaming 15に於けるNVMe SSD換装に向けたもろもろの手順は970 EVO Plus購入時の記事で紹介済みなので今回は省略します。
新旧SSDのベンチマーク比較結果は以下の通り。
ランダムアクセス速度の向上は予想通りですが、シーケンシャルアクセスについても全体的な改善傾向がみられます。これは嬉しい誤算。
まとめ
容量1TBのSATA接続の2.5インチSSD『Samsung 870 EVO』によるストレージ用途のDドライブよりCドライブの方が容量が大きくなってしまい、使い勝手が良いんだか悪いんだかよく分からない状態になってしまいましたが、きっと大は小を兼ねるはず…。
ちなみに今回のSSD交換中、Pavilion Gaming 15のバッテリーパックがパンパンに膨れあがっていることに気づいてしまいました…。Intelの次世代CPU「Meteor Lake」搭載機の登場を待って買い替えを考えているのですが、それまで持ち堪えてくれるかしらん。