先に壁掛金具『MZ721』を調達した際に宣言していた通り、HAMILeX REGINAシリーズのフロアー型AVローボード『R-1761』と同シリーズ専用のテレビ取付パネル『R-1707』を購入しました。
HAMILeXの製品は本格的なAVファニチャーなだけあってローボードだけでも2個口で60Kg近い総重量。旧宅で使っていた安物ローボードの倍近い重さがあり、梱包を玄関からリビングに運び入れるだけでも一苦労でした。
組立にあたり自分で用意する必要がある工具はプラスドライバーと梱包を解くためのカッターナイフくらい。ネジ位置の精度が高く組立説明書も分かりやすいので作業は順調に進みます。
キャスターも付属しているのですが、テレビ取付パネルを併用する場合には安定性確保のため取付を避けるよう注意書きがあるので今回は利用しません。また、AVアンプを配置予定なので排熱とケーブリングを考慮して裏板の取付も自分の判断で省略。
ローボードのベースが出来上がったらテレビ取付パネルを取り付け。パネルを固定するための金具をローボードの天板と底板の裏にボルト締めするのにローボードを一旦横倒しにする必要があり地味に大変でした。
最後に壁掛金具のベースプレートを取り付け、ローボードの天板や前扉などのガラス部品をセットしたら完成。あとはアンプやプレーヤー、テレビ、スピーカーなどの配置と配線を済ませれば作業終了。
ほぼほぼ一人で作業して要した時間は約4時間。いやはや、疲れた…。
現在使用中の37型のテレビだとさすがに小さ過ぎてアンバランスなので、早めに大画面テレビに買い替えなきゃですね(苦笑)。
側面から見るとこんな感じ。
テレビ取付パネルの厚みの分だけローボードと壁との間に隙間が開いてしまいそこから裏のゴチャゴチャした配線が見えているので、ここに関しては何かしら対策を考えた方が良いかもしれません。
ちなみに…ネットでも同じような意見をいくつか見かけましたが、HAMILeXのホームページやカタログに掲載されている同製品はウォールナット調の濃い目の木目色であるかのように見えるのですが現物はほぼ黒。ウェブ上でよく見られる「モニターや環境の違いにより、多少色味が異なる場合がございます」などの注意書きの範疇を超えてまったくの別物です。うちは黒も選択肢のひとつと考えていたくらいなのでそこまで気にはしませんでしたが、少し神経質な人だったら「色違いが届いた」として返品するかも。
レジーナシリーズは一部モデルが「完売」になるなど収束に向けて動いているようなのでメーカーであるハヤミ工産に今からクレームをあげたところで商品写真の差し替えなどは期待できませんが、今後の商品ではこうしたケチが付かないよう十分な注意を払って頂きたいもの…。
とはいえ、作りは確実に良いモノだけに色への拘りがなければ十分にオススメできる商品です!
REGINAシリーズ用スペア棚板(2014-07-15)
HAMILeXのフロアー型AVローボード『R-1761』用のスペア棚板『RP-50』を購入しました。
1段3列のローボードの左右の収納部に取り付けるべく2枚を調達。棚板1枚に3,000~4,000円もするなんて…と悩みながらの注文でしたが、さすがに純正品だけあって質量のあるしっかりとした作り。CDプレーヤーやHDDレコーダーなどを設置しても共振の発生を心配する必要はなさそうです。
R-1761は高さの無い1段タイプのローボードだけにこれを棚板で上下分割するとスペースがかなり限られてしまうのでAV機器の設置を試みる場合には十分な注意が必要。棚板を固定するタボ穴は上下2箇所しかなく自由度もありませんが、上段を広くとるよう設置した状態で高さ107mmのデノンのユニバーサルプレーヤ『DBP-1611UD』をギリギリ収めることが出来ました。放熱が若干心配ではありますが、しばらくこれで様子を見ようと思います。
この時、下段に遺されたスペースは高さ6センチほど。最近見かける薄型のレコーダーであればなんとか収納できそう…な感じではあります。うちは電源タップやハブ、nasneなどをまとめて押し込んでみたのですが、収納力が高まり概ね満足です。
まるでデノン純正のシアターラック(2015-11-06)
先日テレビを55インチのPanasonic『VIERA TH-55CX800N』に買い換えたのですが、これまで通りローボード『R-1761』の上にセンタースピーカー『DENON SC-C55SG』を置いていると画面やリモコン受光部に被ってしまうため移動させざるをえなくなりました。
そこでイチかバチかでローボード『HAMILeX R-1761』の中央列にセンタースピーカーを突っ込んでみたところ笑ってしまうほどぴったんこ。
まるでメーカー純正のスピーカー内蔵ラックかと見紛うほどのフィット感。天板との間には数ミリ程度のスペースが残っているのですが、これも視聴位置に向けて角度を付けるためあらかじめ計算して用意されていたかのよう。
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ラックの中にセットされたことでバスレフポートから回りこむ逆相がブロックされるのかこれまでより音の輪郭がはっきりするとともに、左右に設置しているトールボーイ型『DENON SC-T55SG』に比べ不足気味だったで低音も増してフロントの音の繋がりも向上するというオールオッケーな結果。
音量を上げた時にスピーカーの振動が左右に設置したアンプやプレーヤーに悪影響を及ぼさないかが唯一の懸念事項でしたが、それなりに質量のあるラックなのでこちらも特に問題は見受けられません。
縦に仕切りのあるローボードは設置に自由度が無いのであまり好きではなかったのですが、ここまでおあつらえ向きとあっては文句のつけようもありません。