我が家のリビングオーディオの核として15年にわたり鎮座してきたAVアンプ『DENON AVR-3311』を、『DENON AVR-X2800H』へとリプレイスしました。
買い替えの背景にはいくつかの理由がありますが、最大の要因はオーディオの潮流の変化にあります。主流がCDやBD/DVDといったディスクメディアからデジタル配信へと変遷する中で、求められる資質も「アナログ的な馬力」から、最新フォーマットへの対応力や「シャープな音像・高い分解能」へとシフト。15年落ちのDACやDSPでは、もはや現代の音源に太刀打ちできない状況に陥っていました。
さらに、ハードウェアの寿命も一因です。2010年代前半のデノン製AVアンプは、もともとマイコンの不具合を抱えていたため動作は不安定でしたが、最近は設定変更すら難しいほどフリーズが頻発。加えて、先日テレビを買い替えたことで、HDMI規格などの「世代間の断絶」を痛感させられたことも、背中を押す大きなきっかけとなりました。
機種選定にあたっては、マイナーチェンジ後の最新機種『AVC-X2850H』や上位モデル『AVR-X3800H』も比較検討しましたが、一生モノになり得るピュアオーディオの世界とは異なり、規格の進化が激しいAVアンプはある種の「消耗品」。AVR-3311を長く使用した教訓から、計画的な更新も視野にコスパを意識した買い替えが賢明だと判断。型落ちで価格がこなれていたミドルエントリー機「X2800H」を選んだ次第です。





